暗いお話し

2004年3月10日
 出張から帰ってきて、なにやかんやと慌ただしく、オフィスでゆっくりとした時間を持つことができないでいる。せめて朝一番、30分ほどのんびりと考えごとができる時間が欲しい。そこで思いついたことを、日記に残すのもよいであろう。
 今日、考えたことは永遠のテーマである「人間関係」である。大まかにに言ってしまえば、複数の大人が所属する社会で、コミュニケーションを頻繁にとり、共同の目的または利益を明確にし、個人個人の役割を確認しながら、個々の行為に励む。これが成立していれば、人間関係などこじれるわけがない。うちにも複数の研究員が所属しているが、個人の我が儘、コミュニケーション不足、利害の不一致、なわばり意識と、理想に反するすべての要因が含まれている。とくに私の下についているU研究員のことは心配である。コントロールが完全に不能になっている。無駄話はできるが仕事の話は一切無く、仕事の進捗状況の報告もない。彼を尊重し、任せっきりなのはいけないことなのであろう。コミュニケーションをもう少し持ってみよう、まだ雑談は可能なのだから。

 なんて暗い話だ。朝のんびりと考えて出た結論がこれでは先が思いやられる。まあ、こんだけ暗いことを考えたら、こちらも少しは気楽になった。きっと彼にも色々と事情があるのだろと思えるようになってきたし。

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