ブラームス:交響曲全集
2017年12月15日 音楽 コメント (4)
ウォークマンを買おうと思ったきっかけの一つが先日行ったクラシックコンサート
オーケストラの生ブラームスを聴いていて、やっぱりブラームスの交響曲はいいなと思って
疲れて重い足取りも、良い音でブラーム聴いたら、リセットできるかなと
もちろんベートーヴェンも悪くない
ロマン派の音楽で癒されるなんて、歳をとったものです
オーケストラの生ブラームスを聴いていて、やっぱりブラームスの交響曲はいいなと思って
疲れて重い足取りも、良い音でブラーム聴いたら、リセットできるかなと
もちろんベートーヴェンも悪くない
ロマン派の音楽で癒されるなんて、歳をとったものです
疲れ切って、あまりにもやる気が出ない日々を過ごしているのを反省し
楽しい音楽でも聴きながら通勤して気分を上げようと、ウォークマンを買った
ハイレゾ対応なんだけどハイレゾ音源なんて持っていないし、持ってる音源は全てCDなので、MacBookに埃をかぶっていた外付けのCDドライブをつないで地道に転送、自炊です
今朝の通勤、アゲアゲで行こうと選んだのがアレサ・フランクリン
でも甘かったな、ソウルの物悲しにやられて、朝から湿気ったせんべいのようにしんなりとしてしまう
帰りはクラシック聴いて大人しく帰ろ
楽しい音楽でも聴きながら通勤して気分を上げようと、ウォークマンを買った
ハイレゾ対応なんだけどハイレゾ音源なんて持っていないし、持ってる音源は全てCDなので、MacBookに埃をかぶっていた外付けのCDドライブをつないで地道に転送、自炊です
今朝の通勤、アゲアゲで行こうと選んだのがアレサ・フランクリン
でも甘かったな、ソウルの物悲しにやられて、朝から湿気ったせんべいのようにしんなりとしてしまう
帰りはクラシック聴いて大人しく帰ろ
シベリウス:クレルヴォ交響曲
2017年12月1日 音楽
なぜこのCDを買ったのか覚えてないが、20年ほど前、通勤で使っていた車のCDチェンジャーに入れたままで、よく聴いていたことは覚えている。
先日、都響の定期に行ったらたまたまこの曲で、冒頭の旋律が流れ始め、あ〜、昔よく聴いたあの音楽ではないかと気づく。
ちなみに、年間シートを買っている定期会員なのでチケットに曲目は書いてなく、さらにプログラム冊子も荷物になるので貰わないため、演奏が始まるまで曲目を知らない。演奏が始まっても曲目がわかる時の方がまれで、それでも曲目を知ろうとしない自分のズボラさに呆れる。
しかし、プルーストの小説のように、これを聴いていた頃の思い出が洪水のように頭に浮かんでくることはなく、私はあの頃何をしていたのだろうと、不思議に思う。失われた放蕩の10年である。
先日、都響の定期に行ったらたまたまこの曲で、冒頭の旋律が流れ始め、あ〜、昔よく聴いたあの音楽ではないかと気づく。
ちなみに、年間シートを買っている定期会員なのでチケットに曲目は書いてなく、さらにプログラム冊子も荷物になるので貰わないため、演奏が始まるまで曲目を知らない。演奏が始まっても曲目がわかる時の方がまれで、それでも曲目を知ろうとしない自分のズボラさに呆れる。
しかし、プルーストの小説のように、これを聴いていた頃の思い出が洪水のように頭に浮かんでくることはなく、私はあの頃何をしていたのだろうと、不思議に思う。失われた放蕩の10年である。
ヴィム・ヴェンダースの監督作品、「誰のせいでもない」を観る
映画は静かに始まり、静かに事故が起き、静かに時間が過ぎ、静かな朝で唐突に終わる。観ているものは置き去りにされるけど、観終わった時から観た者の頭の中で何かがうごめき始める
そう、映画の余韻を味わいながら、一つ一つのシーンを思い返し、絡まる糸の中につながりを探しつつも、絡まる糸の織りなす複雑な色を直感的に感じ取ろうとする。その過程で生み出されたエッセンスが私の中で結晶となり、永遠に残されるように感じる。その結晶が何であるかを言葉を使って表すことはできないが、この行為が美しく喜びを感じるものであることは確かなのだ
さすが巨匠、王道です
気楽に楽しめないのが欠点だが、安心して鑑賞できます
映画は静かに始まり、静かに事故が起き、静かに時間が過ぎ、静かな朝で唐突に終わる。観ているものは置き去りにされるけど、観終わった時から観た者の頭の中で何かがうごめき始める
そう、映画の余韻を味わいながら、一つ一つのシーンを思い返し、絡まる糸の中につながりを探しつつも、絡まる糸の織りなす複雑な色を直感的に感じ取ろうとする。その過程で生み出されたエッセンスが私の中で結晶となり、永遠に残されるように感じる。その結晶が何であるかを言葉を使って表すことはできないが、この行為が美しく喜びを感じるものであることは確かなのだ
さすが巨匠、王道です
気楽に楽しめないのが欠点だが、安心して鑑賞できます
製作総指揮としてヴィム・ヴェンダースの名前が入っているが、実際にどれほど彼が関わったのかは不明。でもブエノスアイレスが美しく撮られており、「天使の詩」でのベルリンの美しい情景を思い出す
伝説のタンゴペアのドキュメンタリー。二人が17歳と20歳のときに巡り会い、愛し合ったり、ときには憎しみ合ったり、最後は決定的に仲違いし、解散してしまったペアの女性ダンサー側から見たお話。男性ダンサーも、仲違いの種になったらしい彼の奥さんも出てくるんだけど、あまり台詞なし。きっとドロドロだったんだろうけど、そこの部分より彼らのタンゴの革新性により焦点を当てる
彼らの若い頃を二組の若いダンサーが演じるのだが、そのダンス指導を彼女が直接取りながら、当時の自分の心象を振り返る演出が効いている
彼ら自身による古い映像でも若いダンサーによる再現映像でも踊りがキレキレで美しい、そして音楽も素晴らしい、あまりもの完成度にぐうの音も出ませんでした
伝説のタンゴペアのドキュメンタリー。二人が17歳と20歳のときに巡り会い、愛し合ったり、ときには憎しみ合ったり、最後は決定的に仲違いし、解散してしまったペアの女性ダンサー側から見たお話。男性ダンサーも、仲違いの種になったらしい彼の奥さんも出てくるんだけど、あまり台詞なし。きっとドロドロだったんだろうけど、そこの部分より彼らのタンゴの革新性により焦点を当てる
彼らの若い頃を二組の若いダンサーが演じるのだが、そのダンス指導を彼女が直接取りながら、当時の自分の心象を振り返る演出が効いている
彼ら自身による古い映像でも若いダンサーによる再現映像でも踊りがキレキレで美しい、そして音楽も素晴らしい、あまりもの完成度にぐうの音も出ませんでした
スティーヴ・ライヒ by 都響@サントリーホール
2016年5月20日 音楽 コメント (2)
ライヒの曲をひさびさにオーケストラで聴く
楽器が交代しながら同じようなフレーズを奏でる様は、天国に昇ってゆくようなバロック時代のカノンとは違い、正確な時間に追われて生活するようになった現代に特有な直線を感じさせてくれる。このような音楽はミニマル・ミュージックと呼ばれてるらしく、NHKの「デザインあ」で流れるコーネリアスの楽曲やユニクロのリズミカルなCMなどテレビで普段からよく耳にしており、それほど違和感もなく楽しめた。
曲の長さが20分ほどで、飽きがきたころに終わりになるも良かった
でも、やっぱりミニマル・ミュージックはBGMとして楽しむものであって、ホールできちんと座って聴くものではないと実感する
というわけで、最近、Youtubeでライヒを流しながら仕事をしている
楽器が交代しながら同じようなフレーズを奏でる様は、天国に昇ってゆくようなバロック時代のカノンとは違い、正確な時間に追われて生活するようになった現代に特有な直線を感じさせてくれる。このような音楽はミニマル・ミュージックと呼ばれてるらしく、NHKの「デザインあ」で流れるコーネリアスの楽曲やユニクロのリズミカルなCMなどテレビで普段からよく耳にしており、それほど違和感もなく楽しめた。
曲の長さが20分ほどで、飽きがきたころに終わりになるも良かった
でも、やっぱりミニマル・ミュージックはBGMとして楽しむものであって、ホールできちんと座って聴くものではないと実感する
というわけで、最近、Youtubeでライヒを流しながら仕事をしている
Goldberg Variations (1981 Version)
2014年5月6日 音楽
今朝の通勤音楽はこれ、ちょうど仕事場の扉をあけたときに終わり、偶然だけど、今日は運が着いていると勘違いする。思い込みも大切
線路ではないが、仕事は続くよ、どこまでも
なんて、明日でひとつ目の山が来るので、終わったら、何を読もうかとワクワク、昼飯を喰いながら、図書館に4冊ほど予約を入れる。ほんとは、次の山が来ていて、そんな暇はないはずなんだけど
それにしても、今夜は徹夜か!?
仕事中はYou tubeで、作業用のタグがついたモーツァルトを流す
線路ではないが、仕事は続くよ、どこまでも
なんて、明日でひとつ目の山が来るので、終わったら、何を読もうかとワクワク、昼飯を喰いながら、図書館に4冊ほど予約を入れる。ほんとは、次の山が来ていて、そんな暇はないはずなんだけど
それにしても、今夜は徹夜か!?
仕事中はYou tubeで、作業用のタグがついたモーツァルトを流す
シャカシャカ、ベンベン
2014年5月5日 音楽 コメント (2)
連休だと言うのに、〆切間近の仕事に追われて休日出勤
連休の朝の電車は空いていて気楽ではあるが、疲れてる体にむち打って出勤するのは苦痛である
何か軽めの音楽でも聴いて、気分も軽くと、選んだのは山下達郎
80年代フュージョン全盛時代の達郎さんはギターがシャカシャカ、ベースがベンベンと小気味好い。フュージョンを聴いて育った私は、シャカシャカ、ベンベンに、パーカッションとホーンの合いの手が入ってたりすると、いまだに浮き浮きする。
なんとか音楽で気分をごまかし、〆切仕事をやっつける
連休の朝の電車は空いていて気楽ではあるが、疲れてる体にむち打って出勤するのは苦痛である
何か軽めの音楽でも聴いて、気分も軽くと、選んだのは山下達郎
80年代フュージョン全盛時代の達郎さんはギターがシャカシャカ、ベースがベンベンと小気味好い。フュージョンを聴いて育った私は、シャカシャカ、ベンベンに、パーカッションとホーンの合いの手が入ってたりすると、いまだに浮き浮きする。
なんとか音楽で気分をごまかし、〆切仕事をやっつける
フォーレ:レクイエム
2013年12月20日 音楽
村上春樹の東京奇譚集に、不思議な巡り合わせはあるものだという話がある
彼がジャズピアニスト、トミー・フラナガンのライブで、最後にあの二曲が聴きたいなと思ったら、なんとその二曲が演奏されたという話
私の朝の通勤電車での話、
通勤時はいつもスマートフォンで音楽を聴いているのだが、今日は何を聴こうかとホームを歩きながら思案する。クラシックかジャズか、はたまたポップスか、本を読みたいなと思う朝はピアノソロの静かな曲を、朝から元気になりたいと思えばファンキーな曲をと、その朝の気分で決める。その朝は、厳かにオーケストラ曲を聴きたいと思い、フォーレのレクイエムを、最後までブランデンブルグ協奏曲と悩んだが、厳かさという点でレクイエムに軍配が。第二部オッフェルトリウムのバリトン独唱に聞き入っているときに、隣のお兄さんが楽譜を広げてるのに気づいた。私は楽譜が読めないので、何の曲かわからないが、4行にわたって歌詞が書かれていることから四部の合唱符であることぐらいはわかった。何なんだろうとチラ見を続けていると、Introitus et Kyrieの文字が見える。今聴いているフォーレのレクイエムの楽譜じゃないか、世の中には数多と曲があるというのに、私の聴いている曲の楽譜を、朝の電車でたまたま居合わせた青年が読んでいる確率なんて、まさに天文学的であるはずだ。そして〜これがこの話の大きなポイントなのだが〜それは実に厳かな通勤時間だった。
彼がジャズピアニスト、トミー・フラナガンのライブで、最後にあの二曲が聴きたいなと思ったら、なんとその二曲が演奏されたという話
私の朝の通勤電車での話、
通勤時はいつもスマートフォンで音楽を聴いているのだが、今日は何を聴こうかとホームを歩きながら思案する。クラシックかジャズか、はたまたポップスか、本を読みたいなと思う朝はピアノソロの静かな曲を、朝から元気になりたいと思えばファンキーな曲をと、その朝の気分で決める。その朝は、厳かにオーケストラ曲を聴きたいと思い、フォーレのレクイエムを、最後までブランデンブルグ協奏曲と悩んだが、厳かさという点でレクイエムに軍配が。第二部オッフェルトリウムのバリトン独唱に聞き入っているときに、隣のお兄さんが楽譜を広げてるのに気づいた。私は楽譜が読めないので、何の曲かわからないが、4行にわたって歌詞が書かれていることから四部の合唱符であることぐらいはわかった。何なんだろうとチラ見を続けていると、Introitus et Kyrieの文字が見える。今聴いているフォーレのレクイエムの楽譜じゃないか、世の中には数多と曲があるというのに、私の聴いている曲の楽譜を、朝の電車でたまたま居合わせた青年が読んでいる確率なんて、まさに天文学的であるはずだ。そして〜これがこの話の大きなポイントなのだが〜それは実に厳かな通勤時間だった。
BBC LEGENDSというクラシック音楽のレーベルがある
ロンドンのBBC交響楽団やロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団など、BBCが持つ古い音源を発売している
単色のジャケもおしゃれで、思わず手にとってしまう
最近、このレーベルのCDを、例の新しいイヤフォンで聴いているのだが、
ホールの雑音がカットされてなかったり、古い音源特有のサ〜っというヒスノイズが目立ったりと、
新しいイヤホンは雑音までクリアーに再生してくれる
おそらく、現在のデジタル技術を使えば、これらの雑音を取り除くのは難しくないのだろうが
旧き音源をそのままというのがコンセプトらしく、これはこれでよろしい
まだ幼かった昔にタイムスリップしたみたいな気になるのだ
この録音時にはまだ、ぎりぎり生まれてないんだけどね
ロンドンのBBC交響楽団やロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団など、BBCが持つ古い音源を発売している
単色のジャケもおしゃれで、思わず手にとってしまう
最近、このレーベルのCDを、例の新しいイヤフォンで聴いているのだが、
ホールの雑音がカットされてなかったり、古い音源特有のサ〜っというヒスノイズが目立ったりと、
新しいイヤホンは雑音までクリアーに再生してくれる
おそらく、現在のデジタル技術を使えば、これらの雑音を取り除くのは難しくないのだろうが
旧き音源をそのままというのがコンセプトらしく、これはこれでよろしい
まだ幼かった昔にタイムスリップしたみたいな気になるのだ
この録音時にはまだ、ぎりぎり生まれてないんだけどね
ブルックナー:交響曲第7番
2012年4月24日 音楽
先日、六本木へブルックナーを聴きに、言わずと知れた近代の大作曲家であるが、そのモダンな響きに馴染めず、食わず嫌いでいた。同世代でもチャイコフスキーやサン=サーンスは抵抗ないのに、後期ドイツロマン主義と称されるワーグナー、ブルックナー、マーラーなんておじさんが聴くものだと勝手に決め込んでいた。
自分がおじさんになってしまって、聴いてみると、決して小難しいものではなく、チャラチャラしたフランスやロシアものに比べ堂々としており、これぞ音楽の王道という雰囲気を醸し出していることに気づく。こりゃ、おじさんに受けるわ。
自分がおじさんになってしまって、聴いてみると、決して小難しいものではなく、チャラチャラしたフランスやロシアものに比べ堂々としており、これぞ音楽の王道という雰囲気を醸し出していることに気づく。こりゃ、おじさんに受けるわ。
Satyagraha
2012年1月10日 音楽
相変わらず、松竹のメトロポリタンオペラビューイングにはまっている
東銀座の東劇の大きなスクリーンで観るオペラは、なかなかの贅沢感を味わえる
今シーズンも観たい演目が勢揃い、全て観たいのだが、時間的にも経済的にもそうはいかないので、三本ほどを選んで鑑賞の予定
どれを観ようかと悩むだけで楽しいが、ワーグナーは外せないだろうと、3月の神々の黄昏は楽しみにしている
さて、そんななかで一番人気がないであろうと思われる、グラスのサティアグラハを観てきた
作曲家も題名もとんと知らない現在もので、一抹の不安はあったものの、私の天の邪鬼な好奇心が劇場へと足を運ばせた
確かに、眠い、かのガンジーの前半生を、サンスクリット語で歌われる抑揚の少ない反復音楽に乗せて、演じている
こういうのをミニマリズムと呼び、全てが記号化されつつある現在では、メッセージを伝えるのに有効な手法かもしれないが、それならいっそうオペラという枠組みも越えてミニマリズムを追求してもよかったのでは、オペラはやっぱり華がないとというのが正直な感想、
まあ、刺激になるので、タマにはこういうのを観るのもいいけどね
ということで、5月にオペラの王道ベルディの椿姫を観に行くことを固く心に誓い、劇場をあとにしたのだった
東銀座の東劇の大きなスクリーンで観るオペラは、なかなかの贅沢感を味わえる
今シーズンも観たい演目が勢揃い、全て観たいのだが、時間的にも経済的にもそうはいかないので、三本ほどを選んで鑑賞の予定
どれを観ようかと悩むだけで楽しいが、ワーグナーは外せないだろうと、3月の神々の黄昏は楽しみにしている
さて、そんななかで一番人気がないであろうと思われる、グラスのサティアグラハを観てきた
作曲家も題名もとんと知らない現在もので、一抹の不安はあったものの、私の天の邪鬼な好奇心が劇場へと足を運ばせた
確かに、眠い、かのガンジーの前半生を、サンスクリット語で歌われる抑揚の少ない反復音楽に乗せて、演じている
こういうのをミニマリズムと呼び、全てが記号化されつつある現在では、メッセージを伝えるのに有効な手法かもしれないが、それならいっそうオペラという枠組みも越えてミニマリズムを追求してもよかったのでは、オペラはやっぱり華がないとというのが正直な感想、
まあ、刺激になるので、タマにはこういうのを観るのもいいけどね
ということで、5月にオペラの王道ベルディの椿姫を観に行くことを固く心に誓い、劇場をあとにしたのだった
フォーレ:レクイエム
2012年1月8日 音楽
最近ヘッドホンを購入し、朝晩の通勤時はスマートフォンにつなげて音楽を聴いている
ヘッドホンだと外の音に邪魔されずに聴けるため、クラシックの静かな曲も楽しめるようになった
そんな私が最近はまっているのがフォーレのレクイエム、言わずと知れた名曲である
同時代の美術で喩えると、印象派ではなくモローに代表される象徴主義に近く、言葉でうまく表せないが、神秘なのである
そんな象徴主義のもう一人の雄、ルドンが東京にやってくる
ヘッドホンでフォーレを聴きながら、ルドンを愛でるという贅沢な体験ができるのだ、今から楽しみ
ちなみに私の愛聴盤であるこのフォーレのレクイエム、ジャケットは象徴主義っぽい絵なんだけど、ルドンなのかな?
ヘッドホンだと外の音に邪魔されずに聴けるため、クラシックの静かな曲も楽しめるようになった
そんな私が最近はまっているのがフォーレのレクイエム、言わずと知れた名曲である
同時代の美術で喩えると、印象派ではなくモローに代表される象徴主義に近く、言葉でうまく表せないが、神秘なのである
そんな象徴主義のもう一人の雄、ルドンが東京にやってくる
ヘッドホンでフォーレを聴きながら、ルドンを愛でるという贅沢な体験ができるのだ、今から楽しみ
ちなみに私の愛聴盤であるこのフォーレのレクイエム、ジャケットは象徴主義っぽい絵なんだけど、ルドンなのかな?
卯の花でもほととぎすでもなく、この季節、毎年楽しみにしていることがある
東京国際フォーラムで開かれるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 、今年は震災の影響で開催自体が危ぶまれていたが、縮小して無事開催されることに
王道ブラームスにしようかと迷ったが、たまにはシェーンベルグもいいかと思い、浄夜を
とってもロマンチックな音楽に酔いしれ満足、東京駅への帰り道Vironでパンを買ってまた満足
少し気の早い「夏は来ぬ」である
東京国際フォーラムで開かれるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 、今年は震災の影響で開催自体が危ぶまれていたが、縮小して無事開催されることに
王道ブラームスにしようかと迷ったが、たまにはシェーンベルグもいいかと思い、浄夜を
とってもロマンチックな音楽に酔いしれ満足、東京駅への帰り道Vironでパンを買ってまた満足
少し気の早い「夏は来ぬ」である
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第5番
2010年6月10日 音楽 コメント (2)
井の頭線、京王線を乗り継いで、初台までショスタコーヴィチを聴きに
いいな~、管と弦のハーモニーを堪能
さて、もう一つうれしいことが
行きの井の頭線で、線路脇にアジサイが咲いているのを発見
アジサイは何かと縁のある花で、心落ち着く
私の出身地神戸の市の花であり、小さいころから見慣れている
今住んでいるマンションにもアジサイがあり、毎年見事な花を見せてくれる
ありきたりな言い方ではあるが、こういう些細なうれしさが心のビタミンになる
いいな~、管と弦のハーモニーを堪能
さて、もう一つうれしいことが
行きの井の頭線で、線路脇にアジサイが咲いているのを発見
アジサイは何かと縁のある花で、心落ち着く
私の出身地神戸の市の花であり、小さいころから見慣れている
今住んでいるマンションにもアジサイがあり、毎年見事な花を見せてくれる
ありきたりな言い方ではあるが、こういう些細なうれしさが心のビタミンになる
マーラー:交響曲第5番
2010年5月21日 音楽
東京フィルの年間会員になり、毎月コンサートに通っている
昨日の題目は、モーツアルトにマーラー
外タレに弱い僕は、日本のオケにあまり期待してないが、
いい曲は、誰が演奏してもいいものだ
特にマーラーの交響曲、威勢の良い管と打の響きに元気をもらう
今月もあと少し、無事過ごせますように
昨日の題目は、モーツアルトにマーラー
外タレに弱い僕は、日本のオケにあまり期待してないが、
いい曲は、誰が演奏してもいいものだ
特にマーラーの交響曲、威勢の良い管と打の響きに元気をもらう
今月もあと少し、無事過ごせますように
連休を使って、大好きな監督の作品を見に
テーマの一部で癌の終末期医療をあつかっているためか、やけにお客さんの年齢相が高い、いや八千草薫効果か、いや~さすがに彼女、歳とったな~
この作品、外国の映画祭に出品されるらしいが、八千草薫の若いころの美しさを知っているかどうかで、彼女の老いの印象はかなり違うはず。外人にはこの老いがわかるまいと、なぜか優越感を感じる
さて、映画はいつもの彼女の作品どおり、丁寧な脚本作りのため、複雑なテーマをあつかいながらもわかりやすい作品に。それでいて、百人が見たら百人の感想が生まれるように作られていることに感心、西川ワールド健在だぜ!
さらにさらに、彼女の作品のすごいのは、他の作品もそうだが、かなり極端なストーリなのにそれが気にならないのだ、でもこれって私だけかも
ネタばれになるので、内容については何も書きません、というか書けません
ちなみに、40年後、小さいおばあちゃんになった井川遥を映画で観て、この人昔はとってもきれいな人だったんだよなんて体験ができたら幸せだな~と、映画の本筋とは関係のないところで、ひとり夢想していました。そのためには長生きせねば!
テーマの一部で癌の終末期医療をあつかっているためか、やけにお客さんの年齢相が高い、いや八千草薫効果か、いや~さすがに彼女、歳とったな~
この作品、外国の映画祭に出品されるらしいが、八千草薫の若いころの美しさを知っているかどうかで、彼女の老いの印象はかなり違うはず。外人にはこの老いがわかるまいと、なぜか優越感を感じる
さて、映画はいつもの彼女の作品どおり、丁寧な脚本作りのため、複雑なテーマをあつかいながらもわかりやすい作品に。それでいて、百人が見たら百人の感想が生まれるように作られていることに感心、西川ワールド健在だぜ!
さらにさらに、彼女の作品のすごいのは、他の作品もそうだが、かなり極端なストーリなのにそれが気にならないのだ、でもこれって私だけかも
ネタばれになるので、内容については何も書きません、というか書けません
ちなみに、40年後、小さいおばあちゃんになった井川遥を映画で観て、この人昔はとってもきれいな人だったんだよなんて体験ができたら幸せだな~と、映画の本筋とは関係のないところで、ひとり夢想していました。そのためには長生きせねば!
クローサー・トゥ・ホーム
2009年5月6日 音楽
連休最後の日、庭いじりの続きでもと思っていたら、生憎の雨。雨のなか自転車こいでホームセンター行くのもわずらわしく、週末に延期!こんな雨の日は、好きな音楽聴きながら、本を読むことに、まさしく晴耕雨読だ。
バッハの管弦楽曲、のん気なトランペットを浴びていると、久しぶりにRoy Hargroveが聴きたくなって、選んだのがキューバンジャズのハバナ、中米つながりでCourtney PineのCloser to Homeへ、このアルバム、もう二十年ばかり前の作品なんだよな~と考えたあたりで、本なんか投げ出して、いつも通り独り勝手に思い出に浸っておりました。明日から仕事がんばろ
バッハの管弦楽曲、のん気なトランペットを浴びていると、久しぶりにRoy Hargroveが聴きたくなって、選んだのがキューバンジャズのハバナ、中米つながりでCourtney PineのCloser to Homeへ、このアルバム、もう二十年ばかり前の作品なんだよな~と考えたあたりで、本なんか投げ出して、いつも通り独り勝手に思い出に浸っておりました。明日から仕事がんばろ
ブラームス:ドイツ・レクイエム
2009年4月10日 音楽
キリスト教徒ではないのだが、ミサ曲やレクイエムといった教会音楽が好きである。ipodのなかに何曲か入れており、疲れきった帰路、一日をリセットするためのBGMにしている。さて、宗教音楽といえばレクイエム、先日書いた三大レクイエムはもちろん好きだが、ブラームスのドイツ・レクイエムも好きである。
死者のためのミサ曲であるレクイエムの聴きどころは、死者の安息を願う静謐なパートと死者の復活と神の祝福を表現する華々しいパートの対照にあり、前者は合唱、後者は管楽器やオルガンがよく使われる。静から動へ、動から静へ、音楽のジェットコースターに乗りながら、その日におこった様々なことを頭のなかで整理する。このドイツ・レクイエムも例外ではなく、第六楽章の華麗から第七楽章への静寂への展開に心が洗われる。
さて、いつもは夜の満員電車で聴いているドイツ・レクイエムを、生のオーケストラで聴く機会に恵まれた。サントリーホールの美しい天井を見上げながら、普段迷うことの多い私は、この世の真実に思いを巡らせる。あまりにもの音楽の神々しさに、神のような絶対的存在があってもいいのかもと。演奏が終わり、指揮者が深々とお辞儀をしたとき、思わず手を合わしそうになった。すばらしい演奏に、感謝感謝!明日から、またがんばろうと思えた瞬間であった。
死者のためのミサ曲であるレクイエムの聴きどころは、死者の安息を願う静謐なパートと死者の復活と神の祝福を表現する華々しいパートの対照にあり、前者は合唱、後者は管楽器やオルガンがよく使われる。静から動へ、動から静へ、音楽のジェットコースターに乗りながら、その日におこった様々なことを頭のなかで整理する。このドイツ・レクイエムも例外ではなく、第六楽章の華麗から第七楽章への静寂への展開に心が洗われる。
さて、いつもは夜の満員電車で聴いているドイツ・レクイエムを、生のオーケストラで聴く機会に恵まれた。サントリーホールの美しい天井を見上げながら、普段迷うことの多い私は、この世の真実に思いを巡らせる。あまりにもの音楽の神々しさに、神のような絶対的存在があってもいいのかもと。演奏が終わり、指揮者が深々とお辞儀をしたとき、思わず手を合わしそうになった。すばらしい演奏に、感謝感謝!明日から、またがんばろうと思えた瞬間であった。
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