遠雷

2004年5月11日 香りまたは匂い
今日の東京はすっかり初夏の陽気である
夏の香りといって最初に思いつくのは
私にとって大地の香りである
まだまだ季節の変わり目で
天気が目まぐるしく変わる季節
先ほどまで晴れていたかと思うと
にわか雨が降り出したりすることがある
その時にふっと湧いてくるのが
大地の香り
コンクリートジャングルの東京でもするのだから
大地などという大自然なイメージを持ってくるのも変である
雨自信の匂いでもなく、
なんと言えばいいのだろう、よい言葉が見あたらない

この香りからくるイメージにぴったりな作品がある
立松和平の初期の作品「遠雷」である
映画化もされ、主演は永島敏行だった
暑い暑いトマトのハウスに雨が降る映像を見ていると
大地の匂いが私の脳内で合成される
舞台が宇都宮なのもみそである
ちなみに私は宇都宮に行ったことはないのだが

でも、夕立がくるには、ちょっと季節が早すぎるか

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