大人だって少年のときがあったんだ、お母さんのバカ!
2004年5月28日 映画 絵の中の僕の村という映画がある。お母さん役の原田美枝子がすばらしいと話題になった。どうすばらしいかは、見てもらったひとの主観にゆだねよう。僕は彼女の襟足がすばらしいと感じた。この映画の主題は少年の成長である。少年の成長も映画の主題によく使われる。成長に絡めて必ず出てくるのが大人の世界である。その大人の世界は矛盾や不条理に満ちあふれ怖いものとして描かれている。そんな大人の世界で働いているお父さん役の長塚京三は、家に帰ってきてお母さんの襟足を見てほっとするから生きていけるのだ。ちなみに監督はマノンの東陽一である。
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