話の続き

2004年7月29日 ひだ
 彼女の話の続きである。彼女の何に惹かれたのかと聞かれても困る。外見は平凡であった。美人でもなく、プロポーションもすばらしかったわけでない。また、お金持ちだったわけでもなく、人間ができていたわけでもない。私との別れ方から想像するに、どちらかというと未熟な人間だった。
 ただ、彼女は実に色々なことを教えてくれた。レストランでの予約の取り方に始まり、笑い方、泣き方まで、今私が知っていることのかなりの部分は彼女から吸収した。ちょうど私が外の世界を知りいろいろなことを吸収する時期に、付き合っていたのが彼女であるというだけの話かもしてない。しかし、多感な時期に付き合っていた彼女が、私の自己形成に大きな影響を与えていることは事実であり。やはり、彼女抜きには今の私を語ることはできないのだ。私は、彼女と過ごした私の時間が好きで、彼女とのことが忘れられないのかもしてない。

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