昭和の薫り

2007年8月15日
親友からチケットを譲ってもらい、ひさびさに六本木のライブハウスへ
場所はSTB139、出し物は寺井尚子カルテット
六本木のお客さんは年齢層も高く、大人しく静かに音楽を聴こうとする人が多く、スイング親爺も乗りのいい若者も少ない
ショスタコーヴィチのジャズ組曲第二番のものうげなメロディーからステージは始まり、赤い灯りが正面の壁にカタカナで書かれた「スイートベイジル」という文字を照らしだすのと相まって
もう、店内は昭和の薫り満載、年配のお客さんも安心して聴いてくれと言う演出か
曲目もジャズに限らず、タンゴやシャンソンの定番を中心に、お耳に優しい選曲
懐かしのミラーボールも大活躍
ステージはゆるゆるの雰囲気のまま、オリジナル数曲を経て、アンコールへ
そのアンコール、ソニロリのSt.Thomasが演奏されるや、手拍子が始まったあの異様さ、昭和の雰囲気は最後まで続いたのであった
まあ、ただで譲ってもらったチケットなので文句はないが、自腹では絶対しない貴重な体験、少し得した気分
終戦記念日の前日に、昭和を体験した偶然にも少しびっくり

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