いのちの食べ方
2008年2月16日
オーストリア・ドイツで作られた地味なドキュメンタリーながら、一部で話題となっており、ポレポレ中野もほぼ満席状態。食という当たり前の行為の上流にあるもの、ふだん私たちが意識しないものを見せてくれる。出てくる映像はヨーロッパの生産現場が中心であるため、小綺麗な映像がならんでいる。おそらく、衛生、防疫、はたまた動物福祉といった面で、厳しいEU基準をクリアーしている現場であろう。登場人物たちの味気ない食事風景とも相まって、グルメとは対極にあるお腹を満たすという行為を考えさせられた。
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