Into the wild

2008年11月1日 読書
 頭でっかちな青年が無謀な冒険の末、命を落としてしまう。このような否定的な評判をあちらこちらで聞いていたので、興味はあるけど、もうひとつ行こうという気になれなかった。
 それが通勤途中に電車のモニターで宣伝映像を見て、その雄大な景色にちょっとうっとり。仕事に追われ現実逃避したい気持ちから、放浪する主人公にちょっと共感を。
 その日、会社の帰りに渋谷の映画館へ。
 やっぱり彼は無謀だったかなという大人の感想と、親を含めた社会に対して背を向けたくなるこの気持ちはわかるという若かった自分へのノスタルジーが、頭の中で交錯する。

 ちなみに高校を卒業するころ、仙人になりたいと真剣に悩んでましたし、不惑を過ぎた今でも、ときどき仙人になりたいと思っております。

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