らくだ・連獅子

2009年1月30日 日常
 年越しの案件に追われまくって、プライベートな時間をなくなく削っていた。しかし、人生一度、やはり好きなことに時間を使おうと思い直し、映画や美術展にぼちぼちと通い始める。年初めの映画を何にしようかと迷っていたが、やはり新春は歌舞伎でしょうということで、ひさびさのシネマ歌舞伎。演目は、落語が元ネタの「らくだ」と、首ふりで有名な連獅子の二題。
 「らくだ」は、人情ものを得意とする勘三郎と山田洋次のコンビのためか、途中まで人情ものかと思わせといて、後半は無茶ぶり暴走ものへ。ちょっと悪のりし過ぎかと思わせるほどの演出、小学生のころテレビでよく観ていた松竹新喜劇を連想し、勘三郎と寛美が重なる。よく考えてみたら、どっちも松竹なんだよね。
 そして連獅子、通してじっくり見たのは初めてか。中村親子、見得を切って、切って、切りまくっておりました。観客も観客で、興奮して、屋号叫びまくり!歌舞伎の雰囲気を満喫、いつか、金比羅歌舞伎を見に行きたいなと。


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