早稲田松竹は公開から少したった作品、そう言えばこんな映画あったよな~っていう作品を二本立てで、しかも低料金で観せてくれる映画館である。いわゆる名画座だ。
そして、この早稲田松竹、そのカップリングの妙にいつも感心させられる。昨年末の二本、西原理恵子の「女の子ものがたり」とみうらじゅんの「色即ぜねれいしょん」もなかなかの好対照、満たされないゆえ流され苦しむ青春、満たされていることにもがき苦しむ青春、どちらの苦しさも奥が深いのだ。
そして、この二つの作品、父親役のキャスティングがなかなか効いている。西原作品では凶器の板尾創路が不器用なお父さん役を重く演じようとしているのに対し、みうら作品では脱力系リリー・フランキーが余裕派のお父さんを軽く演じている。もちろん、西原作品にも軽さがあり、みうら作品にも重さはちゃんと描かれており、軽さと重さはコインの表裏なのだ。ちなみに、西原作品の軽さは東京で成功したあとの主人公を演じた深津絵里であり、みうら作品の重さは貧しいクラスメートの父親役、キム兄であり、このキャスティングにもうならされた。
ちなみに私は西原作品を先に見て、そのエンドロールを見ながら明日からがんばろって思ったのに、次のみうら作品を見ているうちに私のやる気はどうでもよくなっていた。私のなかにも重さと軽さが同居してるのだ。
そして、この早稲田松竹、そのカップリングの妙にいつも感心させられる。昨年末の二本、西原理恵子の「女の子ものがたり」とみうらじゅんの「色即ぜねれいしょん」もなかなかの好対照、満たされないゆえ流され苦しむ青春、満たされていることにもがき苦しむ青春、どちらの苦しさも奥が深いのだ。
そして、この二つの作品、父親役のキャスティングがなかなか効いている。西原作品では凶器の板尾創路が不器用なお父さん役を重く演じようとしているのに対し、みうら作品では脱力系リリー・フランキーが余裕派のお父さんを軽く演じている。もちろん、西原作品にも軽さがあり、みうら作品にも重さはちゃんと描かれており、軽さと重さはコインの表裏なのだ。ちなみに、西原作品の軽さは東京で成功したあとの主人公を演じた深津絵里であり、みうら作品の重さは貧しいクラスメートの父親役、キム兄であり、このキャスティングにもうならされた。
ちなみに私は西原作品を先に見て、そのエンドロールを見ながら明日からがんばろって思ったのに、次のみうら作品を見ているうちに私のやる気はどうでもよくなっていた。私のなかにも重さと軽さが同居してるのだ。
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