科学とは疑い深いものであると信じている。私自身も非常に疑り深い性格であり、わかりやすく単純化された科学のお話には、おいおいと突っ込みを入れたくなる。とくに自然を対象とした地球温暖化や環境ホルモンなど複雑な現象ほど、問題を単純化し、二言論に収めようとする傾向にある。悪意はないと信じているが、これらあまりにも単純化された科学は、疑似科学すれすれの線で、センセーショナルに喧噪される。もちろん、地球温暖化や環境ホルモンが、深刻かつ緊急な内容を含んだテーマであるからこそ、二元論で割り切ってアプローチすることが問題解決の近道になるというのが、一般的な擁護論である。
しかし、それは政治的正しさであって、科学的正しさではない。科学とはプロセスであり、動的で思慮深いものであると信じている。
そして、原発の問題は、科学的正しさより政治的正しさが必要なのだと思うが、その政治的正しさほど難しいものはない
しかし、それは政治的正しさであって、科学的正しさではない。科学とはプロセスであり、動的で思慮深いものであると信じている。
そして、原発の問題は、科学的正しさより政治的正しさが必要なのだと思うが、その政治的正しさほど難しいものはない
コメント