「マルコビッチの穴」というアメリカ映画がある。さえない中年のおじさんが、中途採用された会社の壁に、マルコビッチという男の脳内に通じる穴をみつけ、云々という映画である。この穴、これほど非日常性を表すのに適した道具はないと信じており、お気に入りの言葉である。そもそも、この会社、階と階の間にあって、そこへ行くには階と階の間という中途半端な場所でとめたエレベーターから這いずりながら潜り込むしかない。そんなシュールの場面から映画は始まり、これから起きるとんでもないことを予測し、思わずにんまりとしてしまう。ちょ~変化球な作品なのだ。

コメント

はにゃ。
2011年4月20日10:48

私もこれ大好きでした!変な映画で。

原題が Beign John Malkovich なのを 「マルコヴィッチの穴」という邦題を付けたのは優秀な気がしますね。

は?穴??ってなりますもんね。

はち
2011年4月20日23:57

確かに、原題にはない穴は秀逸ですね
これって、いわゆる名詞の日本語と動詞の英語!?

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