ミヒャエル・ハネケは、この作品でも人間の負の部分である「やましさ」を扱っている
「やましさ」だけで一本の映画ができるんだと感心するとともに
「やましさ」が個人のなかで消化できず、話しをややこしくしていることを滑稽にも感じる
人間、ごめんなさいと言える強さが大切である、弱い犬ほどよく吠える
テーマが斬新かというとはなはだ疑問ではあるが、「白いリボン」がそうであったように、人間の触れられたくない部分をここまで映像化して白日にさらすという手法は彼にしかできないもので、特筆すべきものであろう
中年に差し掛かりすっかりふくよかになったジュリエット・ビノッシュ、ポスト・カトリーヌ・ドヌーヴ確定か

コメント

美藤
2011年6月24日23:57

「やましさ」で一本の映画・・興味深いですがなかなかハードルの高そうな作品ですね。
この映画のキャストにアニー・ジラルドという名前を見つけて懐かしかったです。好きな女優さんでした。

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

日記内を検索