コマーショルのようなきれいな映像が延々とつづく、映像と映画の内容との関連にとまどっているうちに突然映画は終わってしまう、なんて書くと、小難しい映画と思われてしまうが、そうなのだ
カンヌのパルムドールを取っており、映画界の評価はすばらしい
小難しい作品が一般人に受けないのはよくあることであり、埴谷雄高の本はすぐ絶版になってしまう
さて、この映画、娯楽性はまったくないので、さっぱりしたいという人は決して見てはいけない
僕たちが何のため生まれ、そして死んでいくのかという、形而上の話題に興味がもてる余裕のある人は見てもいいかと
ただ、内容の多くにキリスト教的要素を多く含んでおり、米を食べてきた我々が理解するには、少し情報が足りないかも
逆に、西洋人の価値観を新鮮に感じられる素晴らしい作品だと言える

コメント

美藤
2011年11月25日15:55

対になったコメントが面白かったです(笑)。
映画のほうは、形而上的観賞の余裕があるときに。でもアジアンな私には、森もツリーも、どちらも帯に短し襷に長しな映画でしょうか??
それにしてもいつも手強そうな作品をよく消化されてて感心します。

はち
2011年11月28日10:21

他の人に素直にお薦めできない映画ばかり見ている自分はどんだけ天の邪鬼なんだ
どちらかと言えば、ツリーをお薦めしますが、やはり素直にお薦めできません(笑

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