先日、六本木へブルックナーを聴きに、言わずと知れた近代の大作曲家であるが、そのモダンな響きに馴染めず、食わず嫌いでいた。同世代でもチャイコフスキーやサン=サーンスは抵抗ないのに、後期ドイツロマン主義と称されるワーグナー、ブルックナー、マーラーなんておじさんが聴くものだと勝手に決め込んでいた。
 自分がおじさんになってしまって、聴いてみると、決して小難しいものではなく、チャラチャラしたフランスやロシアものに比べ堂々としており、これぞ音楽の王道という雰囲気を醸し出していることに気づく。こりゃ、おじさんに受けるわ。

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