海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年〈上〉 (塩野七生ルネサンス著作集)
2012年9月21日 読書 コメント (4)
この人、ずっと気になっていたが、読まずじまいだった
客観的史実に徹した歴史書でもなく、それでいて夢の広がる文学書でもない
どちらつかずとも書けば身もふたもないが、好意的に言えば、両者のいいとこ取りとも
一応イタリアの歴史に即しており、少しはロマンも
少し実の詰まった旅行案内書と思えば、楽しく読め、そしてヴェネチアを訪れたくなる
個人的には、須賀敦子のほうが好みか
客観的史実に徹した歴史書でもなく、それでいて夢の広がる文学書でもない
どちらつかずとも書けば身もふたもないが、好意的に言えば、両者のいいとこ取りとも
一応イタリアの歴史に即しており、少しはロマンも
少し実の詰まった旅行案内書と思えば、楽しく読め、そしてヴェネチアを訪れたくなる
個人的には、須賀敦子のほうが好みか
コメント
塩野七生さんは最初の1冊の途中で挫折した記憶が・・・・・・。へへ。
塩野七生派はほとんどいない
類は友を呼ぶでしょうか
「コルシア書店の仲間たち」で須賀敦子さんを“発見”したときは、読書の神サマにか何にか判りませんが感謝したい気持でした。
須賀さんの随筆を知るより以前に、アントニオ・タブッキの「インド夜想曲」という本を読んでいて、ずっと後になってそれが須賀さんの翻訳と知って、へぇ・・と思ったことがあります。
知らない作家の翻訳ものを買うことはほとんどなかったのに、なぜかその本は書店で手に取ったら棚に戻せなくなって買ったものでした。
須賀さんを発見する前に既に出会ってたんだわ、なんて嬉しく思ったりしてました。
塩野七生さんは、うん、気になりつつなかなか手が出ません。
ちなみに私は映画を観て、原作が読みたくなって、購入
いつもなら図書館で済ますものを、なぜかこの本に限っては、新刊を買いました
そして、私の本棚で須賀さんの本の横にちょこんと並んでいます
出会いって不思議ですね