ホーリー・モーターズ
2013年12月18日 映画
すべての名監督が名作を作り続けることができるわけではなく、やりたかったことをほぼやり尽くし、早くに引退する監督さんも多い
そのまま眠り続けていれば若い頃の名誉も守られいいものを、突如現れたりして
プロデューサーという山師に呼び戻されたのか、はたまた、若かりし頃の夢が忘れられず自分で起きてきたのか知らないが、そんな幽霊監督が久しぶりにメガホンを取った作品は、だいたいが静かで独りよがりで、ロクでもないことが多い
あの「ディーバ」、「溝の中の月」、「ベティー・ブルー」という名作を30代で立て続けに撮ったジャン・ジャック・ベネックスの10年ぶりの新作「青い夢の女」はひどかった、その10年前の「IP5」もひどかったんだけど
そんなことを思いながら、レオン・カラックス監督のホーリー・モーターズをあまり期待せずに早稲田へ観にゆく
う~ん、監督さんの頭のなかのもやもやとした世界観を、シュールに怪優ドニ・ラバンが演じてくれる、ある意味、期待した通りか
同時上映のポンヌフの恋人がエネルギーに溢れた名作だっただけでに、こんな回想ものは映像化する必要もなく、文章でもいいんじゃないかと。だいたい、昔は偉かったかもしれないが、爺さんのプライベートな回顧に、製作現場の人たちから映画を見る人も含め、こんなに多くの人がなぜ付き合わされないといけないのかという疑問が最後まで付きまとう。オナニーは隠れて自由気ままにしたほうが気持ちがいいのを知らないんだろうな
でも、さすが腐ってもカラックス、その映像美にはわくわくさせてくれるものが残っており、往年のファンはニタニタしながら楽しめたのだった
プジョー205はやっぱりかっこいいぜ
そのまま眠り続けていれば若い頃の名誉も守られいいものを、突如現れたりして
プロデューサーという山師に呼び戻されたのか、はたまた、若かりし頃の夢が忘れられず自分で起きてきたのか知らないが、そんな幽霊監督が久しぶりにメガホンを取った作品は、だいたいが静かで独りよがりで、ロクでもないことが多い
あの「ディーバ」、「溝の中の月」、「ベティー・ブルー」という名作を30代で立て続けに撮ったジャン・ジャック・ベネックスの10年ぶりの新作「青い夢の女」はひどかった、その10年前の「IP5」もひどかったんだけど
そんなことを思いながら、レオン・カラックス監督のホーリー・モーターズをあまり期待せずに早稲田へ観にゆく
う~ん、監督さんの頭のなかのもやもやとした世界観を、シュールに怪優ドニ・ラバンが演じてくれる、ある意味、期待した通りか
同時上映のポンヌフの恋人がエネルギーに溢れた名作だっただけでに、こんな回想ものは映像化する必要もなく、文章でもいいんじゃないかと。だいたい、昔は偉かったかもしれないが、爺さんのプライベートな回顧に、製作現場の人たちから映画を見る人も含め、こんなに多くの人がなぜ付き合わされないといけないのかという疑問が最後まで付きまとう。オナニーは隠れて自由気ままにしたほうが気持ちがいいのを知らないんだろうな
でも、さすが腐ってもカラックス、その映像美にはわくわくさせてくれるものが残っており、往年のファンはニタニタしながら楽しめたのだった
プジョー205はやっぱりかっこいいぜ
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