角田光代の小説はほとんど読んだことがないが、この監督さんの前作「桐島うんぬん」が新鮮だったので、あまり期待せずに見にゆく。なんでも期待し過ぎてはいけない
第一印象は、さすが松竹さんのような大手の作るものは、見ていて安心感がある。途中どきどきしても、ちゃんと予定調和の範囲で収まる。もちろん、監督の個性も前に出るようにできている、さすが大手だね。出版物もそうだけど、大手が作る安心感って心地よい。もちろん、バランスの悪いインディーものを見たときの新鮮さはそれはそれでクセになって病められないんだけどね

主演の宮沢りえは夜タモリを見てても思うのだが、永遠の少女さではポスト吉永小百合だなと
ただ少女という言葉の意味が時代とともに変遷しているので、この二人を同じなどと言うと、どちらのファンからも違うよ〜って言われてしまいそう
同じ少女だけど、全然違う。吉永小百合を向日葵に喩えるなら、宮沢りえは山梔子か、どちらも好きな夏の花である

コメント

美藤
2015年4月15日23:58

宮沢りえがクチナシというのはうんうんと納得。
りえちゃん見たさに夜タモリ見てますが、映画全盛時代の女優さん的風格が出てきたように思えます。少女っぽさもありますしね。

はち
2015年4月16日12:20

風格出てきましたよね、舞台でその風格を一度見てみたいと思ってます
でも、しゃべらせると、貴乃花と結婚したときの一途な少女っぽさが今でも垣間見えて、そんなギャップをちらちら見せてくれるなんて、テレビ時代の女優さんなんだなとも

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