ライヒの曲をひさびさにオーケストラで聴く
楽器が交代しながら同じようなフレーズを奏でる様は、天国に昇ってゆくようなバロック時代のカノンとは違い、正確な時間に追われて生活するようになった現代に特有な直線を感じさせてくれる。このような音楽はミニマル・ミュージックと呼ばれてるらしく、NHKの「デザインあ」で流れるコーネリアスの楽曲やユニクロのリズミカルなCMなどテレビで普段からよく耳にしており、それほど違和感もなく楽しめた。
曲の長さが20分ほどで、飽きがきたころに終わりになるも良かった

でも、やっぱりミニマル・ミュージックはBGMとして楽しむものであって、ホールできちんと座って聴くものではないと実感する
というわけで、最近、Youtubeでライヒを流しながら仕事をしている

コメント

美藤
2016年5月21日11:46

ライヒ、幾何学模様を描くような音にちょっとはまります。
ライヒ自身が演奏しているのは硬質で、じわじわとズレてまたシンクロしてさらにズレてゆく感覚がぞわぞわします(笑)
私が伊勢で聴いていたのはこちら。 Rough Fields - Music for 18 Musicians
もうすこしゆるい感じで、森の中でぼぉっと聴いて気持ちよかったです。

はち
2016年5月21日22:21

ライヒって、ぼぉっとして聴くもんですよね
伊勢の森か、僕はライヒを聴くか、グールドのゴルトベルクを聴くかで、悩ましい

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