うなぎ

2016年6月24日 映画
丑の日はまだであるが、うなぎを久々に観る、映画のうなぎである
もう30年ばかり前の映画なのに衣装と踊り以外に古臭さは感じられず、今でも十分に通じる映画である。時代を経てもいいものはいい、それとも、人の心はそんなに変わっていないということか。もう一つは、戦後を超えた作品であることが普遍性をもたらしているのかも
今村作品には意味深でありながら無理難解なシーンが突然現れ、観ている者を戸惑わせることが多々ある。うなぎでもなぜフラメンコ?情熱の象徴?と戸惑うシーンがあるが、深作のぶっ飛び度に比べたらましなもので、このアングラ感は時代だなとも
古今東西、うなぎは貪欲なる生命の象徴であり、そのうなぎ、ブリキの太鼓に比べれば、かなり大人しめな出演である

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