ふと小説を読みたくなるときがある
近所の図書館に仕事関連の資料を借りに行き、何気なく覗いた返却図書欄で、この小説を見つけて、うきうきと借りる
囲い込み運動後のウェールズの所領で紡がれる二世代の100年にわたる物語
100年ならば三世代と思われるが、そこが二世代なのは、主人公の双子の兄弟が未婚のまま年老いたからである。
ウェールズの気候と土壌がどんなものかよく知らないので、ピンとこないところもあるが、そこはチャトウィンの丁寧な描写のおかげで楽しめる。しかし、丁寧な描写のおかげで、さらに知らない単語が出てきて、迷える羊になることも。そんな時は読み飛ばしてもいいのだが、20世紀のウェールズのじっくりと時間が過ぎてゆく様を実感したかったため、じっくりと言葉を調べながら、ゆっくりと読み進む。
共進会について調べたり、ウェールズを含めたイギリスのキリスト教の流れについて調べたり、名前は知っていたけどどんな植物かよく知らなかったエニシダについても調べ、あ〜あれねと納得したり。
国内、海外のものを問わず、小説のページの端に注釈の入っている体裁のものもあり、あれはあれで便利だと思うが、注釈がないとないで自分のペースで小説が読めてよろしい
そしてみすず書房の本は間違いないと納得
近所の図書館に仕事関連の資料を借りに行き、何気なく覗いた返却図書欄で、この小説を見つけて、うきうきと借りる
囲い込み運動後のウェールズの所領で紡がれる二世代の100年にわたる物語
100年ならば三世代と思われるが、そこが二世代なのは、主人公の双子の兄弟が未婚のまま年老いたからである。
ウェールズの気候と土壌がどんなものかよく知らないので、ピンとこないところもあるが、そこはチャトウィンの丁寧な描写のおかげで楽しめる。しかし、丁寧な描写のおかげで、さらに知らない単語が出てきて、迷える羊になることも。そんな時は読み飛ばしてもいいのだが、20世紀のウェールズのじっくりと時間が過ぎてゆく様を実感したかったため、じっくりと言葉を調べながら、ゆっくりと読み進む。
共進会について調べたり、ウェールズを含めたイギリスのキリスト教の流れについて調べたり、名前は知っていたけどどんな植物かよく知らなかったエニシダについても調べ、あ〜あれねと納得したり。
国内、海外のものを問わず、小説のページの端に注釈の入っている体裁のものもあり、あれはあれで便利だと思うが、注釈がないとないで自分のペースで小説が読めてよろしい
そしてみすず書房の本は間違いないと納得
コメント