私のデスクワークはコンピューターさえあれば、どこでも出来るので、在宅ワークが許される。それを良いことに、午前、ずっとコンピュータと家でにらめっこをして、昼は美藤さんに教えてもらった蕎麦屋さんへ行こうとたくらむ。田無にするか喜多見にするか悩ましい。この季節のオススメは田無の無花果で、喜多見の牡蠣天には季節がまだ早い。どちらも、距離は五キロ強で、自転車で飛ばせば30分もかからない。天邪鬼の私が選んだのは喜多見、秋晴れのもと、国分寺崖線を下り、野川沿いにサイクリングするのは気持ち良いだろうとなんとなく思ったからだ
武蔵野台地では匂わなかったのに、坂を降りた途端、金木犀の香りがちらほらする。国分寺崖線の上と下の微妙な環境の違いが金木犀の咲き始めを変えるのだろうか。金木犀が咲くトリガーは短日と低温と思われるが、それが上と下でどう違うのかはよくわからないけど、そんなことを考えていると、あっという間に蕎麦屋に着く。
メニューを眺めながら、夏限定の、鴨ローストが乗っている鴨冷やしにも惹かれたが、やはり初めての蕎麦屋ではせいろを食べるのが筋だろうと思い、鴨せいろにするか季節のきのこせいろにするか再び悩み、たまには鴨せいろ以外を注文できるところを見せようときのこせいろに。一人だったので、誰も私の注文なんて聞いてないんだけどね。
使っている蕎麦の品種と産地は入手時期によって変えるらしく、そのこだわりで作られた十割蕎麦は見た目も綺麗で喉越しは良く、旨味もある。きのこせいろのつけ汁は鴨せいろのをベースにしているらしく、ちゃんと鴨肉が入っていて、動物的うまさと魚的うまさときのこ的うまさが合間っている。うまい出汁にうまい蕎麦、なんて贅沢なんだろうと感心しながら、あっという間に食べきってしまう
今度は牡蠣天そばと田舎蕎麦も食べに来なければ。冬は坂道を下るのが寒そうだけど、それでも食べに来たいと思わせる蕎麦屋さんだ
あまりにもそばがうまかったので、そのまま坂を登って田無まで行って、蕎麦屋のはしごをしようかと少しは思ったけど、田無はまたの機会に
美藤さん、いいものを教えてくれてありがとう

コメント

美藤
2018年9月21日21:52

どういたしまして(笑)

たまには鴨せいろ以外を注文できるところを見せようと、、、って(笑)その気持の流れ、よくわかる気がします~(笑)
10月になれば牡蠣天登場するかなぁ~2月3月の白海老の天婦羅も美味しいんですよ、牡蠣より期間短いかも。
野川沿いに行くの、なかなか良いルート選択ですね。秋の蕎麦散歩、楽しみです。

はち
2018年9月22日19:20

10月ならまだまだ自転車で行くには良い気候ですね
牡蠣天、ホームページの季節物にアップされるのを楽しみに待ちます!

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