ハネケ監督の新作
最初のシーン、少しピンボケのスマホのSNSの画面がスクリーン全体に大写しになり、音声のないまま時が過ぎる、何が始まるのやらと少しドキドキするが、観終わってみると、いつも通りのハネケ監督の映画。残酷なのに、観てて安心するってどうなのよ!?
この世の中は自分とわずかに信用できる少数の友に頼るしかないのだが、そんな強靭な精神を持ち合わせた者はマイナーであり、ほとんどの人間は弱く、特定の行為やケミカルに依存している。そしてどの人間も自分より弱い人間は信用しない
観た後は、人間みんな弱いんだという安心感と、強い人に頑張ってなりたいという願望の間で、自分の心が行き来するバツの悪さを感じる。
人間良いなとは感じられないが、人間も悪くないと思える
最初のシーン、少しピンボケのスマホのSNSの画面がスクリーン全体に大写しになり、音声のないまま時が過ぎる、何が始まるのやらと少しドキドキするが、観終わってみると、いつも通りのハネケ監督の映画。残酷なのに、観てて安心するってどうなのよ!?
この世の中は自分とわずかに信用できる少数の友に頼るしかないのだが、そんな強靭な精神を持ち合わせた者はマイナーであり、ほとんどの人間は弱く、特定の行為やケミカルに依存している。そしてどの人間も自分より弱い人間は信用しない
観た後は、人間みんな弱いんだという安心感と、強い人に頑張ってなりたいという願望の間で、自分の心が行き来するバツの悪さを感じる。
人間良いなとは感じられないが、人間も悪くないと思える
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