まるでテレビを見てるような感じ
時間指定のチケット買って、指定時間に美術館の前で羊のように大人しく並んでたら、そんなに待たされず会場の中へ。最初から料金に含まれている音声ガイドもらって、やはりおとなしく並んで絵を鑑賞する。音声ガイドに従って、鑑賞の仕方まで教えてくれる。入場制限のためか会場はそんなに混んでなく、フェルメールの絵も、音声ガイドの石原さとみの声も、心地よい。
さらに作品数は多くなく、ネーデルランド絵画に飽きる前に出口に導いてくれる
う〜ん、何から何まで親切なのだ
アートって自由だと思っていたのに、お節介なテレビのように、何から何まで用意してくれていて、不思議な体験。私が今見たのはアートだったのか、それとも教養としての作品体験だったのかと

ちなみに、美術館がテレビ局や新聞社と共催して、目玉作品を用意して、メディアを通して大量の広告を打って、大量集客する美術展のことをブロックバスター展と呼ぶらしく、批判されるべき点もあるが、現代の日本ではおおむね肯定的に捉えられている

その対極にあり現代美術のメッカと言える品川の原美術館が再来年閉館するらしく悲しい、お客さんに媚びないあの方針好きだったのにな〜
そう言う私も毎回展覧会に行ってたわけではなく、 無くなるのは私たちの選択の結果でしょうがないかと。財団は建物の老朽化が一因なのでしょうがないと言ってるけどね
群馬の別館に集約して機能は残るらしいので、そちらであの媚びなさを発揮してもらうことを期待しましょう

コメント

美藤
2018年11月28日21:39

前回の上野でのフェルメール展のこと、思い出しました。日記を辿ったら2008年の11月、もう10年も前なんですね!
音声ガイド使っても使わなくても同一料金?
ブロックバスターって、、、マーベル映画、ディズニー映画の夏休み公開と同じ手法なんですね(^_^;)

はち
2018年11月28日23:18

私も辿ってきました美藤さんの日記、2008年の秋、都立美術館ですね
お互い、特別鑑賞日にゆっくり鑑賞したと書いているのを読んで納得!
今回は指定時間制なのでゆっくり見られたんだけど、前回もゆっくり見た記憶があって、これはデジャブーかと。10年前は特別鑑賞日だったんですね

10年前に見た300年前の窓の光が懐かし〜

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