日本人の恋人
イザベル・アジェンデの新作を楽しむ
彼女にかかると日本男子も情熱的になれるのねと感心
ポーランド出身のユダヤ系ポーランド人の主人公も、きっとユダヤ系ポーランド人から見たら、違うよと違和感を感じてるのだと思う
でも、小説はフィクションなんだから、そんなの関係ないとばかりに、物語にのめりこませてくれる彼女の語りのうまさに惚れる
ポール・オースターの新作同様、こちらも長い作品じゃないんだけど、紡がれる時間が描かれていて、読後の余韻も含めて、口に残ったチョコレートの香りのように永く楽しめる

コメント

はにゃ。
2019年5月8日22:33

この本、装丁が綺麗で珍しく紙の本を買いました。アムステルダムのゴッホミュージアムで見た、ゴッホが弟テオの子供のお祝いに描いたアーモンドの花の絵が忘れられなくて。

でも、まだ積んでます 笑。読まなきゃなぁ。

美藤
2019年5月9日12:25

そうそう、私もこの表紙見て、本屋で手に取ってました。この絵は日本人の琴線に触れますよね(笑)

はち
2019年5月9日15:36

この綺麗なゴッホの絵を使った装丁は日本語版オリジナルのようですね、色が素晴らしい!日本人なら思わず反応しますよね
スペイン語版と英語版は、クチナシのコサージュをつけた女性の絵、こちらはストーリーの舞台となった1940年のカリフォルニアを想起させるポスター風

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