チームラボに続いて、お台場のお話をもう一題
この春で中学一年生になったうちの息子、一番好きな教科はずっと体育と言っていたのに、小学生の高学年の頃から理科や算数にも興味が出てきたらしく、図書館で科学の本を借りてきてくるようになる。その延長で、一緒に科学館へも行くように。多摩地方が誇る六都科学館、泣く子も黙る天下の上野国立科学博物館、どちらも子供も大人も楽しめて、とてもお世話になった。目で見て体感できるアナログ的な技術が多く紹介されており、さらにそれらの技術の元となる、力学や波動などの共通の原理やデジタル化やフーリエ解析という共通の手法についても解説があり、アナログ、デジタルに関係なく科学技術の発展の歴史が感じられる素晴らしい展示だと、いつも感心していた。
お台場の科学未来館には、なぜか縁がなく、一度も行ってことがなかった。
そこでこの四月、卒業と入学の間、クラブ活動も行事も何もない時間ができた息子と、科学未来館デビューすることに
最新の科学技術について科学コミュニケーションによりわかりやすく展示とあり、期待に胸おどる。確かに選ばれているテーマは最新である。ただ、最新の科学技術は個別の専門性があまりにも進んでいて理解するのは難しい。そんな難しいテーマが専門家監修のもと展示されているが、関連のない様々なテーマがずらりと並んでおり、次々と現れる難しい解説に打ち負かされる。監修した科学者は隣のテーマの展示内容を理解できるのかと疑いたくなるほどだ
あまりにも難しく、なぜなぜと疑問を感じさせるかなり手前で好奇心は途切れ、ふ〜んと感心するばかり、結果として「科学ってすごいね」という広く浅くそして軽い印象が残る
窓からフジテレビの本社がよく見え、社会的使命ではなくテレビの面白さの可能性を追求しようとしていた軽いフジテレビが近くにあるのは類は類を呼んだ結果かと、あまりもの分からなさの苛立ちから、皮肉りたくもなる
会場には多くの科学コミュニケーターがいて、気軽に声を掛けてくれて、展示の理解を助けてくれる。対応は丁寧なのだが、「私もよく理解できてないんですよね、でも理解できなくてもなんとなく感じてもらって好奇心を持ってもらえればれば、我々も嬉しい」と現代アートの鑑賞法のような話でお茶を濁される
順番としては、科学未来館で科学への興味を持って、さらに知りたければ科博へ行くというのが正しいかと。順序を間違えてしまったようで、残念だった
この春で中学一年生になったうちの息子、一番好きな教科はずっと体育と言っていたのに、小学生の高学年の頃から理科や算数にも興味が出てきたらしく、図書館で科学の本を借りてきてくるようになる。その延長で、一緒に科学館へも行くように。多摩地方が誇る六都科学館、泣く子も黙る天下の上野国立科学博物館、どちらも子供も大人も楽しめて、とてもお世話になった。目で見て体感できるアナログ的な技術が多く紹介されており、さらにそれらの技術の元となる、力学や波動などの共通の原理やデジタル化やフーリエ解析という共通の手法についても解説があり、アナログ、デジタルに関係なく科学技術の発展の歴史が感じられる素晴らしい展示だと、いつも感心していた。
お台場の科学未来館には、なぜか縁がなく、一度も行ってことがなかった。
そこでこの四月、卒業と入学の間、クラブ活動も行事も何もない時間ができた息子と、科学未来館デビューすることに
最新の科学技術について科学コミュニケーションによりわかりやすく展示とあり、期待に胸おどる。確かに選ばれているテーマは最新である。ただ、最新の科学技術は個別の専門性があまりにも進んでいて理解するのは難しい。そんな難しいテーマが専門家監修のもと展示されているが、関連のない様々なテーマがずらりと並んでおり、次々と現れる難しい解説に打ち負かされる。監修した科学者は隣のテーマの展示内容を理解できるのかと疑いたくなるほどだ
あまりにも難しく、なぜなぜと疑問を感じさせるかなり手前で好奇心は途切れ、ふ〜んと感心するばかり、結果として「科学ってすごいね」という広く浅くそして軽い印象が残る
窓からフジテレビの本社がよく見え、社会的使命ではなくテレビの面白さの可能性を追求しようとしていた軽いフジテレビが近くにあるのは類は類を呼んだ結果かと、あまりもの分からなさの苛立ちから、皮肉りたくもなる
会場には多くの科学コミュニケーターがいて、気軽に声を掛けてくれて、展示の理解を助けてくれる。対応は丁寧なのだが、「私もよく理解できてないんですよね、でも理解できなくてもなんとなく感じてもらって好奇心を持ってもらえればれば、我々も嬉しい」と現代アートの鑑賞法のような話でお茶を濁される
順番としては、科学未来館で科学への興味を持って、さらに知りたければ科博へ行くというのが正しいかと。順序を間違えてしまったようで、残念だった
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