大栗先生の超弦理論入門 (ブルーバックス)
科学未来館の展示があまりにも消化不良だったのが悔しくて、そこで上映していた超弦理論(昔は超ひも理論だったけど、名前が変わったらしい)という科学映画の監修をしている大先生の本を借りてきて読む。ブルーバックスを手にするのは何十年振りだろう
この本、本が売れないこの時代に、12刷も増刷を重ねているらしい、真相はよくわかんが、科学未来館効果なのか、それともこの先生がテレビにでも出て世間で超ひも理論が熱くなってるとか!?
ウンウン、科学未来館の展示でのひも理論の理解が2%だとすると、本を読んで14%ぐらいまでには上がったかな。つまり七分の一ほどはわかったような気になった。宇宙物理学者たちの頭の中で展開されてきた理論のお話で、彼らは量子力学と重力理論の統合を目指して、抽出されたよりシンプルなモデルを作ろうとしていることを知っただけで5%ほど理解した気になれる
宇宙は10次元とか言われたら、我々が体感できる世界は超えているけど、宇宙の始まりから事象の地平線(この言葉も知らなかった!)の向こうにあるブラックホールまでを我々の地球の感覚で実感できることの方が無理で、次元についての新しい解釈が必要との話に納得
ただ、入門編で平易に説明という点で誰かにオススメできるかと言えば、手強すぎて自信はない。

コメント

美藤
2019年6月13日13:42

好奇心だけはむくむくと湧きますが、「宇宙物理学者たちの頭の中」と同じアプリケーションを私の頭にインストールしてからじゃないと1%も理解不能かと(汗)<宇宙を理解する>は永遠のあこがれです。

はち
2019年6月13日22:41

科学未来館の科学コミュニケーターによると、まずはその好奇心が大切だそうです
でも、この歳になると、好奇心があっても、その後の発展が何も見込めないんですよね(苦笑

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