梅雨の水虫

2020年6月23日 日常
治さなくても死なない病気、さらに大きな声で周りの人には言いにくい病気ってある
そのどちらにも当てはまるのが、痔と水虫
声を大にして言うことではないが、昭和生まれの私は、もちろん痔持ちであり水虫持ち
私の父も祖父もそうだった、自己申告しない母もそうらしい

痔は数年前、本気で治そうと思って、通勤途中の駅にある名医のところへ3ヶ月通って頑張りました。完治したと思い込んで、最後はなんとなく行かなくなっちゃったけど、ほぼ小康状態。大腸の内視鏡検査をしたときに、相変わらずこれ痔核ねって言われるので、痔はまだ残ってるらしいけど、運動する・きばらない・辛いものを控えると言う、痔の三戒を守っているせいか、調子は良い。ただ、治しきれなかった自分のだらしなさを悔やんでる。

もう一方の水虫も、毎年湿りがちな梅雨時に指の間の皮が少し剥ける程度で、夏に数回海に通えば知らぬうちに治ってる。他に何も自覚症状がないため、本当に水虫かどうかの確信もないまま30年近く放ってきた
ここ数年、靴を長時間履くと、靴擦れを起こしたところから皮がむけて、魚の目のような跡が残って、痛くなる。これは困ったと、近所のやはり名医と言われる皮膚科の医院へ。名医の「医院長先生はイボは見ません」の張り紙が入り口に貼ってあって、人当たりの良さそうな雇われ先生が見てくれることに。ちょっと見てみますねとピンセットで摘んだ足の裏の皮を載せたスライドグラスを持って、部屋を出てゆく。別室にある顕微鏡で見るのねと待っていると、すぐに帰ってきて、全部水虫ですねと、薬を出しておくので、2ヶ月頑張りましょうねと笑顔で励ましてくれる。
最近の病院の先生はみな優しく、些細な病気でも親身になってくれ、死なない病気でも治そうと本気で思わせてくれる。医は仁術なり
あと医学の進歩もすごいね、水虫の薬はよく効き、1週間でほぼきれいに。ただ大切なのはこのあとの2ヶ月らしく、今度こそ治しきるぞと、三日坊主になりがちな自分に言い聞かせる毎日。2ヶ月は長い

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