帰れない山

2020年11月13日 日常
帰れない山
イタリアといえばマンマ抜きには語れないけど、
これは主人公の男性と、彼の父と、幼なじみの男友達のお話、三人とも山が好き

イタリアといえば陽気な人たちと思っていたのに
北部ミラノ出身のせいか、主役の男性たちは口数も少なく頑固さが目立つ
山男が寡黙なのは世界共通!?

時代、育ちの違いからか山への関わり方は三者三様、それぞれ違うアプローチで山に関わる。アプローチする道は異なるため、お互い疎遠になったり、ひょんなことからお互いの道が交錯したりと話は進む

しかし、道がどんなところを通ろうとも、道の上にある山はいつも存在している、例え曇ってそれが見えなくても、あまりにも険しく登れなくても

もちろん母も出てきて、対称的にとっても社交的、山は女性のメタファーかと思ったけど、そういう訳でもない

私はこの小説を読み、不器用で頑固な自分に気づく、気づいても変われないのが残念なんだけどね

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