南陀楼綾繁特集
南陀楼綾繁特集
南陀楼綾繁という怪しげなペンネーム
失礼だけど、内澤旬子の元夫ということで知る人の方が多いかも、私もそうです(^^;
元奥さんもニッチな人だが、この人も負けず劣らず、ニッチです
そんな彼の本を2連発。実際に読んだのは3連発なんだけど、3冊目の新書は真面目でオタク的面白さに欠けたので、感想は省略

「蒐める人―情熱と執着のゆくえ」
本好き、それも古本好きマニアへのインタビュー集。読んでいると、聞いたことのない固有名詞がぽんぽん出てくるけど、うちわでは有名らしく、そのまま会話が弾んでゆく。オタクの会話集

「本のリストの本」
南陀楼氏を含めた5人の本好きオタクがリスト表を作って、語ってくれる。読み初めは、他の人が作ったリストの何が面白いと思っていたが、これがこれが、リスト表に詰まった選者の思い、これを選ぼう、あれも選ばないと、仕方ないけどこれは削るか的、ああでもない、こうでもない話が続いていて、読んでて飽きない


どちらの本も、毒にも薬にもならない話を、オタク的視線で、熱く語ってくれており、読んでる方もニヤニヤしてしまう。オタクにも歴史があり、彼らの熱い語りは、進化という偶然と必然のプロセスを経て出来上がった自然を記述した自然史的パースペクティブを感じる。オタクは創造主だ(なんのこっちゃ!)

コメント

美藤
2021年7月15日14:29

綾繁氏にめちゃ馴染んでらっしゃいますね、さすが!(笑)
「本のリストの本」読んで、、いや、眺めてるところです~(笑)

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

日記内を検索