今日の昼間、突然蝉が鳴き始めた、今年も夏到来である
歳とともに暑さは体に応え、若いころのように夏を満喫することはできないかもしれないが、今年も海に行ければと思う
歳とともに暑さは体に応え、若いころのように夏を満喫することはできないかもしれないが、今年も海に行ければと思う
私の足は甲高なため、靴ひものないスリッポンタイプの靴を気持ちよく履けた試しがない。
靴のサイズに合わせれば甲が窮屈になるし、足幅に合わせると踵が脱げて歩きにくい
店員さんは、この靴はとても良い革を使っているので、そのうち足の形に馴染んできますと言うが、同時にサイズも伸びるためか、痛いのは解消するが気持ちよくは履けない
そのため、どうしてもサイドゴアのような調整用のゴム付きの靴が多くなるが、ゴムの部分が野暮ったく思えて、ゴムなしのすっきりとしたデザインのスリッポンが履きたくなる
昨日、数年我慢して履いていたドライビングシューズを、痛さのあまり燃えるゴミに衝動で出してしまった。うちの地域は靴は燃えるゴミなのだ
気持ちの良いスリッポン探しは果てしなく続く
靴のサイズに合わせれば甲が窮屈になるし、足幅に合わせると踵が脱げて歩きにくい
店員さんは、この靴はとても良い革を使っているので、そのうち足の形に馴染んできますと言うが、同時にサイズも伸びるためか、痛いのは解消するが気持ちよくは履けない
そのため、どうしてもサイドゴアのような調整用のゴム付きの靴が多くなるが、ゴムの部分が野暮ったく思えて、ゴムなしのすっきりとしたデザインのスリッポンが履きたくなる
昨日、数年我慢して履いていたドライビングシューズを、痛さのあまり燃えるゴミに衝動で出してしまった。うちの地域は靴は燃えるゴミなのだ
気持ちの良いスリッポン探しは果てしなく続く
今年に入って忙しくなり、なかなか自分の時間が取れないでいたため、一ヶ月ほど前から、ここの週末は金曜日の夜から二泊三日でお父さんは山に行ってくるので居ないです、と家族に宣言していた。
車に酔ったと文句を言う息子も、日差しが暑いと文句を言う妻もいない、一人のんびりの時間を山の中で過ごす。夏山シーズンが始まり山小屋は布団一枚に二人との噂を聞いていたので、登山口での車中泊と寂れてお客さんのいない山里の温泉宿に泊まることに。
ハルセミの鳴く林を抜けて、のんびり登ればシャクナゲがきれいに咲いていて、頂上からの眺めも素晴らしく、思わず昼寝をしてしまった。
自分の時間を取れる贅沢に感謝する
車に酔ったと文句を言う息子も、日差しが暑いと文句を言う妻もいない、一人のんびりの時間を山の中で過ごす。夏山シーズンが始まり山小屋は布団一枚に二人との噂を聞いていたので、登山口での車中泊と寂れてお客さんのいない山里の温泉宿に泊まることに。
ハルセミの鳴く林を抜けて、のんびり登ればシャクナゲがきれいに咲いていて、頂上からの眺めも素晴らしく、思わず昼寝をしてしまった。
自分の時間を取れる贅沢に感謝する
夏のオクラが楽しみと先日の日記で書いたが、春キャベツの楽しみもまだまだ続いている。
値段がちょっと高めで安定しているのが癪なのだが、まだまだ美味しい。軽く下ゆでして、さっと炒めると、豚でも厚揚げでも貝でもしらすでも、いろんなものに合う。もちろん生でも良し
冬キャベツも美味しかったから、今の日本では、約半年も美味しいキャベツが楽しめる!
これって昔から?それとも品種や栽培方法が改良されたから?
私は流通が早くなったからだと睨んでる、でも買ってきて三日経っても十分美味しいんだよね
値段がちょっと高めで安定しているのが癪なのだが、まだまだ美味しい。軽く下ゆでして、さっと炒めると、豚でも厚揚げでも貝でもしらすでも、いろんなものに合う。もちろん生でも良し
冬キャベツも美味しかったから、今の日本では、約半年も美味しいキャベツが楽しめる!
これって昔から?それとも品種や栽培方法が改良されたから?
私は流通が早くなったからだと睨んでる、でも買ってきて三日経っても十分美味しいんだよね
ここ数年、夏になると楽しみにしているものに、沖縄産のオクラがある
八十八夜のこの時期から出始め、台風の多い二百二十日ぐらいまで続く
沖縄産のオクラは柔らかく、塩で揉んで、額周りを包丁でくるりと剥き、軽く茹でれば、そのままでも十分美味しい。少し薹が立って、種のえぐみが気になるときは、額を残し縦に一筋包丁を入れて、指を立ててしごいてやれば種は簡単に取れる。
そのままのオクラに飽きれば、胡麻和えにしたり、二杯酢で合わせたりと、夕飯の一品に重宝する
最近は、オクラ納豆にして、釜玉うどんにのせるのがマイブームである
八十八夜のこの時期から出始め、台風の多い二百二十日ぐらいまで続く
沖縄産のオクラは柔らかく、塩で揉んで、額周りを包丁でくるりと剥き、軽く茹でれば、そのままでも十分美味しい。少し薹が立って、種のえぐみが気になるときは、額を残し縦に一筋包丁を入れて、指を立ててしごいてやれば種は簡単に取れる。
そのままのオクラに飽きれば、胡麻和えにしたり、二杯酢で合わせたりと、夕飯の一品に重宝する
最近は、オクラ納豆にして、釜玉うどんにのせるのがマイブームである
イチゴを生で食べなくなって久しい
「とちおとめ」全盛の頃、その甘くてジューシーな果実は貴重な宝石のようで、ありがたく生で食べていた。そして、シーズンの終わりに小粒な女峰を見つけると、ジャムにしていた
その後どんどん出てきた素晴らしい新品種たちのおかげで、「とちおとめ」のありがたさはすっかり減り、惜しげもなく加熱用に使っている
たまに貰い物でいただく高級イチゴは生で食べるが、そんなものを自分で買うことはない
「とちおとめ」全盛の頃、その甘くてジューシーな果実は貴重な宝石のようで、ありがたく生で食べていた。そして、シーズンの終わりに小粒な女峰を見つけると、ジャムにしていた
その後どんどん出てきた素晴らしい新品種たちのおかげで、「とちおとめ」のありがたさはすっかり減り、惜しげもなく加熱用に使っている
たまに貰い物でいただく高級イチゴは生で食べるが、そんなものを自分で買うことはない
ジョン・アダムズの新作オーケストラ作品シェラザード2を上野で聴く
日本初演らしい
近代の社会テーマであるフェミニズムが題材とあるが、言葉で書かれていない音楽は複雑なテーマを表現するには向いておらず、純粋に音楽として聴く
ジョン・アダムズの初期のミニマルミュージックでのシンプルな面影はすっかり薄れ、ドラマティックに仕上がっている
ただ、ベルリオーズやチャイコフスキーのドラマチックな曲に聞かれる分かりやすさはない
シンプルでもなく、分かりやすくもない現代芸術とどのように対峙すればいいのか悩ましく、やはり純粋に音楽として聴くことは難しかった
この曲を捧げられた女性バイオリニストがソロを演奏しており、演奏の合間に仁王立ちになる彼女の演奏以外のパフォーマンスもきっと意味があったのだろう
このアートを感じるセンスは様式美や自然主義を好む都響の定期会員には高尚すぎる
発芽した苺じゃないけど、このジャケ写も怖い
日本初演らしい
近代の社会テーマであるフェミニズムが題材とあるが、言葉で書かれていない音楽は複雑なテーマを表現するには向いておらず、純粋に音楽として聴く
ジョン・アダムズの初期のミニマルミュージックでのシンプルな面影はすっかり薄れ、ドラマティックに仕上がっている
ただ、ベルリオーズやチャイコフスキーのドラマチックな曲に聞かれる分かりやすさはない
シンプルでもなく、分かりやすくもない現代芸術とどのように対峙すればいいのか悩ましく、やはり純粋に音楽として聴くことは難しかった
この曲を捧げられた女性バイオリニストがソロを演奏しており、演奏の合間に仁王立ちになる彼女の演奏以外のパフォーマンスもきっと意味があったのだろう
このアートを感じるセンスは様式美や自然主義を好む都響の定期会員には高尚すぎる
発芽した苺じゃないけど、このジャケ写も怖い
暖かくなったと言っても、朝晩は寒い
この季節は寒さにやられた思い出がたくさんある
寒空のもと花見をして風邪をひいたり、引越して暖房機がまだない部屋で凍えたりと
暖かい日差しの思い出はないかと探すが、とんと出てこない
出て来たとしても、日中の暖かさに包まれた記憶は必ず、陽が傾くとともに手足が冷たくなった私につながる
秋のつるべ落としは苦手で、夏の暑さも苦手、冬の冷たい雨も苦手で、手も足も出ない
この季節は寒さにやられた思い出がたくさんある
寒空のもと花見をして風邪をひいたり、引越して暖房機がまだない部屋で凍えたりと
暖かい日差しの思い出はないかと探すが、とんと出てこない
出て来たとしても、日中の暖かさに包まれた記憶は必ず、陽が傾くとともに手足が冷たくなった私につながる
秋のつるべ落としは苦手で、夏の暑さも苦手、冬の冷たい雨も苦手で、手も足も出ない
あまりにも忙しくて心の余裕がない
余裕がないと、仕事も何もはかどらないのは知っているが、後手後手で、自転車操業状態に陥っていて、泣きそうである
あまりにもひどいクオリティーのやっつけ仕事を流していて、周りに申し訳なく思う
人生、5年に一度ほどこのような体験をしているような、しかし、まだまだ学習しない
今回は、歳が歳なので、徹夜をする体力の自信がなく、さらに心が凹む
先日は、締め切りに間に合わない夢にうなされて3時ごろに起きる
それから寝付けず、手元にあったノートに毒を吐きまくると、少し落ち着いて寝られた
それが仕事のホウレンソウ用に使っているノートで、今朝電車の中でそのページを開いて、これは他人に見せられないなと大人しく閉じる
心の闇は吐き出すに限る
余裕がないと、仕事も何もはかどらないのは知っているが、後手後手で、自転車操業状態に陥っていて、泣きそうである
あまりにもひどいクオリティーのやっつけ仕事を流していて、周りに申し訳なく思う
人生、5年に一度ほどこのような体験をしているような、しかし、まだまだ学習しない
今回は、歳が歳なので、徹夜をする体力の自信がなく、さらに心が凹む
先日は、締め切りに間に合わない夢にうなされて3時ごろに起きる
それから寝付けず、手元にあったノートに毒を吐きまくると、少し落ち着いて寝られた
それが仕事のホウレンソウ用に使っているノートで、今朝電車の中でそのページを開いて、これは他人に見せられないなと大人しく閉じる
心の闇は吐き出すに限る
大好きだったカキフライを久しく食べていない
私のフライの歴史は、1桁のころのエビフライに始まり、十代のチキンフライ、二十代のカキフライと順調に進み、そして三十代でトンカツのうまさにたどり着く
こんなめくるめく歴史があるのに、四十代になるとフライを食べる機会はぐっと減り、きっと五十代はほとんど食べないであろう
そんなこんなで子供ができてからも我が家でフライ料理をすることはまれであり、食べない料理を好きになるはずもなく息子はフライに惹かれずに育った。そんな息子、夕飯のレパートリーを増やそうと気まぐれで作ったささみのフライをうまいうまいと頬張ってた。私のフライの歴史は終わってしまっているが、彼のフライの歴史は始まったばかりなのだ
久しぶりにカキフライでも作ってみるか、でも10歳の子供にカキフライは早過ぎか
私のフライの歴史は、1桁のころのエビフライに始まり、十代のチキンフライ、二十代のカキフライと順調に進み、そして三十代でトンカツのうまさにたどり着く
こんなめくるめく歴史があるのに、四十代になるとフライを食べる機会はぐっと減り、きっと五十代はほとんど食べないであろう
そんなこんなで子供ができてからも我が家でフライ料理をすることはまれであり、食べない料理を好きになるはずもなく息子はフライに惹かれずに育った。そんな息子、夕飯のレパートリーを増やそうと気まぐれで作ったささみのフライをうまいうまいと頬張ってた。私のフライの歴史は終わってしまっているが、彼のフライの歴史は始まったばかりなのだ
久しぶりにカキフライでも作ってみるか、でも10歳の子供にカキフライは早過ぎか
平坦な東京で、こう考えた
絶対に落ちない飛行機はないけれど、明日私が乗る飛行機はきっと落ちないだろう
でも、いつかはどこかで飛行機は落ちるもので、私がそれに乗る可能性もある
だからと言って、技術の進歩を信用せず、飛行機に乗らないのもつまらない
これからはスマート家電がどんどん生活に入ってくるとニュースでよく聞くが、どうもピンとこない
そんなに家電をコントロールしたいのか?家電の何をコントロールするのかが、いまいち想像できていない
家中にあるリモコンをスマホ一つにできる!それ以外あまり思いつかない。それだって、結局は、どこかに置き忘れたスマホを探すことになるだけで、変わらないのではと思う
たくさん付いているオーブンレンジのボタンのほとんどを使いこなせていない私には不要な気がするが、ボタン一つで料理ができる便利な時代が来るかもしれない、コンビニで24時間なんでも買えるように。さらに、便利なオーブンレンジで作った料理が不味かったら元も子もないとも思う
ぶつくさ言って飛行機に乗らないのもつまらないので、とりあえず新しく買ったステレオをネットにつないでみよう
絶対に落ちない飛行機はないけれど、明日私が乗る飛行機はきっと落ちないだろう
でも、いつかはどこかで飛行機は落ちるもので、私がそれに乗る可能性もある
だからと言って、技術の進歩を信用せず、飛行機に乗らないのもつまらない
これからはスマート家電がどんどん生活に入ってくるとニュースでよく聞くが、どうもピンとこない
そんなに家電をコントロールしたいのか?家電の何をコントロールするのかが、いまいち想像できていない
家中にあるリモコンをスマホ一つにできる!それ以外あまり思いつかない。それだって、結局は、どこかに置き忘れたスマホを探すことになるだけで、変わらないのではと思う
たくさん付いているオーブンレンジのボタンのほとんどを使いこなせていない私には不要な気がするが、ボタン一つで料理ができる便利な時代が来るかもしれない、コンビニで24時間なんでも買えるように。さらに、便利なオーブンレンジで作った料理が不味かったら元も子もないとも思う
ぶつくさ言って飛行機に乗らないのもつまらないので、とりあえず新しく買ったステレオをネットにつないでみよう
東京で寒い寒いと言っている私はスキー場でも寒くてしょうがない
滑っている間はなんとか我慢できるのだが、リフトに乗ったり、子供が降りてくるのを待ったりと、体を動かさない時間が結構ある
そこで今回はカイロを体に貼ってスキーをすることに、おいおい、スポーツするのにカイロはないだろうとバカにしてたが、かなり快適
カイロを貼るとその分薄着になれるので、着膨れして肩が凝る心配もない
同じ発想で、冬の夜にジョギングするとき、あったかい下着の上に防風のパーカーを着ると、体が冷えず快適に走れることを発見。小学生の体育の時間じゃあるまいし、薄着じゃないと暑くなってしまい走れないと思い込んでいた私はバカだった
滑っている間はなんとか我慢できるのだが、リフトに乗ったり、子供が降りてくるのを待ったりと、体を動かさない時間が結構ある
そこで今回はカイロを体に貼ってスキーをすることに、おいおい、スポーツするのにカイロはないだろうとバカにしてたが、かなり快適
カイロを貼るとその分薄着になれるので、着膨れして肩が凝る心配もない
同じ発想で、冬の夜にジョギングするとき、あったかい下着の上に防風のパーカーを着ると、体が冷えず快適に走れることを発見。小学生の体育の時間じゃあるまいし、薄着じゃないと暑くなってしまい走れないと思い込んでいた私はバカだった
寒くて寒くてしょうがない
30ごろまでは代謝が高い方で、ラーメンを食べるとすぐ汗だくになり、困っていたのが、今は辛い真っ赤なラーメンを食べても頭が少し汗ばむぐらいで、首筋を汗が流れることはない
今から思えば、あの汗のかきっぷりはちょっと異常で、精神的なものもあったのだろう
そう言えば、大学生までは赤面症で困ってたよな、意識するとどんどん赤くなって、思考が飛んでしまう、思い込みだね
それが、辛いものを食べても温かいものを飲んでも体が温まる感覚はずっと減った、青白くなることはあっても顔が赤くなることもほとんどない、体は変わるものだ、まあ、寒いのも半分は気にし過ぎからなんだろうけど
体は変わっても、精神は変わらないということか
30ごろまでは代謝が高い方で、ラーメンを食べるとすぐ汗だくになり、困っていたのが、今は辛い真っ赤なラーメンを食べても頭が少し汗ばむぐらいで、首筋を汗が流れることはない
今から思えば、あの汗のかきっぷりはちょっと異常で、精神的なものもあったのだろう
そう言えば、大学生までは赤面症で困ってたよな、意識するとどんどん赤くなって、思考が飛んでしまう、思い込みだね
それが、辛いものを食べても温かいものを飲んでも体が温まる感覚はずっと減った、青白くなることはあっても顔が赤くなることもほとんどない、体は変わるものだ、まあ、寒いのも半分は気にし過ぎからなんだろうけど
体は変わっても、精神は変わらないということか
小学生になった息子を連れて、昨年からスキーに行くように
学生の頃、時代はバブルで、大袈裟かもしれないけど、みんなスキーだった
社会はバブルだったけど、学生にお金がないのはいつの時代も同じで
満員のバスに揺られ、まずい猪鍋を食わしてくれるボロボロの旅館で雑魚寝するスキーツアーによく行ったものだ
体で覚えたことは忘れないもので、二十うん年経った今でもそれなりに滑れ、楽しめる
スタッドレスを履いた青いスポーツカーは雪道でもなんのその
学生の頃、時代はバブルで、大袈裟かもしれないけど、みんなスキーだった
社会はバブルだったけど、学生にお金がないのはいつの時代も同じで
満員のバスに揺られ、まずい猪鍋を食わしてくれるボロボロの旅館で雑魚寝するスキーツアーによく行ったものだ
体で覚えたことは忘れないもので、二十うん年経った今でもそれなりに滑れ、楽しめる
スタッドレスを履いた青いスポーツカーは雪道でもなんのその
相変わらず、寒さに参っている
特に朝の寒さに弱く、始発駅で扉を開けたまま出発をまつ電車の中は冷え切っており、座席に座っても、手袋を脱ぐ気になれず、本を読む気も、音楽を聴く気も湧いてこない
まるで、冬ごもりする植物のように、コートとマフラーに包まり、じっとしていると、窓越しに背中に受ける日差しが少し暖かく、あ〜、縁側に座っている爺さんの気持ちってこうなんだろうなと、走り始める電車の中で勝手に妄想する
背中が暖かいのは、日差しのせいばかりではなく、背中に貼ってあるカイロのお陰であることを思い出すころには、電車が地下鉄区間に入っており、日差しは消えるが、扉から入ってくる風の少し湿っぽい温かさにほぐされ、やっと動こうと思うようになる
通勤電車の中の私は春を待つ荷物のように静かなのだ
特に朝の寒さに弱く、始発駅で扉を開けたまま出発をまつ電車の中は冷え切っており、座席に座っても、手袋を脱ぐ気になれず、本を読む気も、音楽を聴く気も湧いてこない
まるで、冬ごもりする植物のように、コートとマフラーに包まり、じっとしていると、窓越しに背中に受ける日差しが少し暖かく、あ〜、縁側に座っている爺さんの気持ちってこうなんだろうなと、走り始める電車の中で勝手に妄想する
背中が暖かいのは、日差しのせいばかりではなく、背中に貼ってあるカイロのお陰であることを思い出すころには、電車が地下鉄区間に入っており、日差しは消えるが、扉から入ってくる風の少し湿っぽい温かさにほぐされ、やっと動こうと思うようになる
通勤電車の中の私は春を待つ荷物のように静かなのだ
去年からのチーズブームはまだ続いている
ひと月に一度ほど、神楽坂のチーズ屋さんに通って、一つ買っては一週間ほど楽しむ
最初は、ハードタイプ、フレッシュタイプと無難なのから始め、ようやくウォッシュタイプ、シェーブルタイプにたどり着く
おそらく年内に捌けなかったと思われるラングルがセールになっていて惹かれるも
以前食べた時のコクがあった記憶に誘われて、クロタン・ド・シャンピニョールを選ぶ
小さい青カビが二つ三つ付き始めた若いやつだったので、思ったよりさっぱりしており、食べやすく、コクうまい
この日記を書いていても、口の中に旨味が広がる幸せな感覚が思い出され、唾液が出てくる。私は刷り込まれたパブロフの犬状態なのだ
これが青カビに一面覆われた熟成ものだったら、コクとともにクセも強くなるんだろうなと。ぜひ次回挑戦してみよう
いつも今日はこれにしようと、あたりをつけて買いに行くのだが
チーズがずらりと並ぶショーケースを前にすると、ついつい目移りしてしまい、違うものを買ってしまう
ひと月に一度ほど、神楽坂のチーズ屋さんに通って、一つ買っては一週間ほど楽しむ
最初は、ハードタイプ、フレッシュタイプと無難なのから始め、ようやくウォッシュタイプ、シェーブルタイプにたどり着く
おそらく年内に捌けなかったと思われるラングルがセールになっていて惹かれるも
以前食べた時のコクがあった記憶に誘われて、クロタン・ド・シャンピニョールを選ぶ
小さい青カビが二つ三つ付き始めた若いやつだったので、思ったよりさっぱりしており、食べやすく、コクうまい
この日記を書いていても、口の中に旨味が広がる幸せな感覚が思い出され、唾液が出てくる。私は刷り込まれたパブロフの犬状態なのだ
これが青カビに一面覆われた熟成ものだったら、コクとともにクセも強くなるんだろうなと。ぜひ次回挑戦してみよう
いつも今日はこれにしようと、あたりをつけて買いに行くのだが
チーズがずらりと並ぶショーケースを前にすると、ついつい目移りしてしまい、違うものを買ってしまう
今年もやって来ました春の体調不良、眠れない、冷え性、多汗、吐き気、肩こり、頭痛がおもな症状である
ほぼ毎年、同じ時期に同じような症状に悩まされている、年が明け寒さが増してカシミヤのコートを着る頃に自覚するので、自分ではカシミヤ症候群と呼んでいる
精神内科の先生は、自律神経の不調の原因なんて探しても見つからないことが多く、症状に鈍感になるしかないと話してくれる。どうしてもやる気が出なくて困るときは、向精神剤を処方してくれるが、これが眠くなってしょうがなく、自分には向いていない
この症状が出るようになって10年ばかり、だいぶ慣れてはきたが、そろそろ卒業したいと思っている。
ちんちんから赤玉が出てすっかり枯れてしまったら、大丈夫になるのかなとも思うが、それはそれで寂しい
今年も、鎮痛剤の飲み過ぎで胃が痛くならないようにだけは気をつけよう
ほぼ毎年、同じ時期に同じような症状に悩まされている、年が明け寒さが増してカシミヤのコートを着る頃に自覚するので、自分ではカシミヤ症候群と呼んでいる
精神内科の先生は、自律神経の不調の原因なんて探しても見つからないことが多く、症状に鈍感になるしかないと話してくれる。どうしてもやる気が出なくて困るときは、向精神剤を処方してくれるが、これが眠くなってしょうがなく、自分には向いていない
この症状が出るようになって10年ばかり、だいぶ慣れてはきたが、そろそろ卒業したいと思っている。
ちんちんから赤玉が出てすっかり枯れてしまったら、大丈夫になるのかなとも思うが、それはそれで寂しい
今年も、鎮痛剤の飲み過ぎで胃が痛くならないようにだけは気をつけよう
妻の実家の熊本は大きなカルデラが近くにあり、さらに水も豊富にあるので、至る所で温泉が湧いている。細かいことを言えば、カルデラがあるから水が豊富なんだろうけどね
盆と正月の帰省の楽しみは温泉巡り
毎日、こっちの温泉、あっちの温泉と、違う温泉を楽しむ
露天風呂にゆっくりと浸かりながら地元の人の話す肥後弁を聞き流し、ここが東京から離れていることを思い出す。もっぱら風呂場での話題は地震のこと、あの時は混みましたねと、こっちの温泉、あっちの温泉も駐車場は車で一杯だったと
地震もカルデラも温泉も、地殻で何かが起こった結果なので、結局すべてはつながってる?
盆と正月の帰省の楽しみは温泉巡り
毎日、こっちの温泉、あっちの温泉と、違う温泉を楽しむ
露天風呂にゆっくりと浸かりながら地元の人の話す肥後弁を聞き流し、ここが東京から離れていることを思い出す。もっぱら風呂場での話題は地震のこと、あの時は混みましたねと、こっちの温泉、あっちの温泉も駐車場は車で一杯だったと
地震もカルデラも温泉も、地殻で何かが起こった結果なので、結局すべてはつながってる?
朝、ホームで電車を待っている間、絡まっているイヤフォンコードをほどく。風が冷たく、手がかじかんで、なかなかコードがほどけない。隣に立っている女性がミニスカートにタイツだけなのを寒々しく見ながら、やっとコードがほどける。本人は周りが思っているほど寒くないのかもしれない。こんな寒い朝は、職場に着いてから、最初に何の飲み物を入れようかと考えると、少しはワクワクできる。今朝は朝食が軽めだったので、暖かいホットココアを練るのも良いが、生姜風味の葛湯も悪くない。そして、今週の通勤のお供はフラメンコ音楽、独特の拍子にジブラルタルの海峡を渡ってくる対岸の匂いを感じるだけで、寒さを少し忘れることができる
九州までのドライブ、無休憩で行くのは無謀なので、途中高速を降り、長州地方の山の中の温泉地で一泊する
かつては湯治場として栄えていたらしいが、もともと湯湧量が少なかったこともあり、今はすっかり寂れて誰もいない
近くには先日プーチンと安倍ちゃんが泊まった温泉地もあるが、こちらも交通が不便で寂れかかっている
それではいけないということだろう、海側の都市と山の中の寂れた温泉地を結ぶ立派な道路が建設中であった
一度廃れた観光地に再び人を呼び込むのはきっと大変だろう。プーチンと安倍さんの固い握手を生中継した効果でこれから少しばかりはお客が増えるかもしれないが、将来道ができ交通が便利になっても人が戻ってくる保証は何もない。立派な道だけが残り、昔の総理大臣が作ったんだよ、ばかだね〜とならないことを願う
温泉旅館の朝ごはんで出た、ウルメイワシの半生の丸干しがとても美味しかった
あまりにも美味しかったので帰りに道の駅で似たようなのを買うが、塩っぱい堅干しだった。まだまだ見る目がないなと悔しがる
まあ、日持ちするように塩っぱい堅干しにしてるので、理には適ってるんだけどね、味は悪くないが喉が乾いてしょうがない
正月明けに東京で近所のスーパーに行くと天草産の同じような堅干しが売っていて、また悔しがる
かつては湯治場として栄えていたらしいが、もともと湯湧量が少なかったこともあり、今はすっかり寂れて誰もいない
近くには先日プーチンと安倍ちゃんが泊まった温泉地もあるが、こちらも交通が不便で寂れかかっている
それではいけないということだろう、海側の都市と山の中の寂れた温泉地を結ぶ立派な道路が建設中であった
一度廃れた観光地に再び人を呼び込むのはきっと大変だろう。プーチンと安倍さんの固い握手を生中継した効果でこれから少しばかりはお客が増えるかもしれないが、将来道ができ交通が便利になっても人が戻ってくる保証は何もない。立派な道だけが残り、昔の総理大臣が作ったんだよ、ばかだね〜とならないことを願う
温泉旅館の朝ごはんで出た、ウルメイワシの半生の丸干しがとても美味しかった
あまりにも美味しかったので帰りに道の駅で似たようなのを買うが、塩っぱい堅干しだった。まだまだ見る目がないなと悔しがる
まあ、日持ちするように塩っぱい堅干しにしてるので、理には適ってるんだけどね、味は悪くないが喉が乾いてしょうがない
正月明けに東京で近所のスーパーに行くと天草産の同じような堅干しが売っていて、また悔しがる